GIGABYTEからZ270チップセットを搭載したハイエンドマザーボード「GA-Z270X-Gaming 9」が発売された。同社製Z270搭載マザーの最上位に位置するモデルで、フォームファクターはE-ATX。
現在販売されているZ270チップセット搭載マザーボードの中でも最高峰のスペックを誇る「GA-Z270X-Gaming 9」の販売がスタートした。あらゆる機能を満載した豪華仕様で、Avago PEX8474を搭載することで4Way SLI/CROSSFIREをサポート。完全デジタル22パワーフェーズ設計の電源部は、水冷対応のハイブリッド式ウォーターブロック「EKWB G-Frost Hybrid Water Block」を採用する。
重量級カードも安心の高耐久PCI Expressスロット「Ultra Durable PCIe Armor」は、PCI Express(3.0) x16×4、PCI Express(2.0) x1×2。電磁干渉を防ぎ、スロットのたわみも防止する高耐久DIMMスロット「Ultra Durable Memory Armor」は、DDR4 DIMM×4(DDR4-4000/3866/3800/3733/3666/3600/3466/3400/3333/3300/3200/3000/2800/2666/2400/2133、最大64GB)という構成。
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac + Bluetooth v4.1はKiller Wireless-AC 1535。デュアルギガビットLANはいずれもKiller E2500で、これらを組み合わせた「Killer DoubleShot-X3 Pro」が利用できる。また、「Creative Sound Core3D」+「SBX Pro Studio Audio Suite」によるサウンドカードレベルのオーディオ機能を備え、交換可能なオペアンプを3つ搭載した「AMP-UP Audio Technology」をサポートした。
ストレージ周りの構成は、M.2×2、U.2×2、SATA3.0×8、SATA Express×3を搭載。これらは同時使用の際に排他のポートがあるので注意が必要。さらに、USBは40Gb/sデータ転送に対応しUSB 3.1としても利用可能な「Thunderbolt 3」2ポートを標準搭載。VRヘッドセットやUSB AUDIO DACなどのデバイス接続時に電圧低下を防ぎ安定動作を実現する「USB DAC-UP 2」ポートも用意される。
グラフィックス出力は、DisplayPort 1.2×1、Thunderbolt 3(DisplayPort over USB Type-C)×1、HDMI 2.0×1を搭載。特に4K@60Hz出力に対応するHDMI2.0ポートをオンボードで搭載(要CPU内蔵GPU)する点には注目だ。
機能満載の「GA-Z270X-Gaming 9」だが、カスタマイズ可能なRGB LEDイルミネーション機能も注目だ。拡張スロットやメモリースロットのほか、VRM、サウンド、チップセットヒートシンク、マザーボードエッジ部分など実に多彩な発光機能を装備。加えて市販のLEDテープを接続できる専用のピンヘッダも備えている。
価格は7万7349円。パソコンショップアークやドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店で販売中だ。