LINEに始まり、LINEに終わる2016年
ベッキー、年末年始はLINEのテレビCM出演
今年は年明け早々、タレントのベッキーさんの話題が世間を騒がせた。その結果、LINEはセキュリティーを強化し、心にやましいことがある人はLINEの設定を見直したとかなんとか。
あれから約1年近く。ベッキーさんもテレビなどに復帰しつつあるが、なんと年末年始のLINEのCMに大抜擢されたのである。なんとなく皮肉な感じもするが、実はベッキーさん、2011年にLINEリリースされたときのCMキャラクターだったのだ。
LINE 取締役 CSMOの舛田 淳氏は「ベッキーさんはLINEがまだ知られていない時期にCMに出ていただき、LINEを広めてくれた最大の功労者です。今回のキャンペーンは大切な人へ挨拶するというコンセプト。LINEにとっての大切な人はベッキーさんなので事務所に直接オファーさせていただきました」と語った。
LINE 取締役 CSMO 舛田 淳氏
LINEが年末年始限定で展開するキャンペーンは「LINEのお年玉」。12月27日から2017年1月3日までの間で、「お年玉つき年賀スタンプ」を買うともらえるお年玉袋（スタンプ）を友達などに送ると、総額5億円、最大100万円のお年玉が当たるという、太っ腹なキャンペーンだ。当たったお年玉はLINE Payの残高にチャージされ、そこから別の銀行などで出金できるという。詳しくはこちら。
新年のご挨拶とお年玉はLINEで！ お互い送り合おう
人気キャラクターから有名クリエイターズスタンプまで揃ったお年玉用スタンプ
舛田氏は「新年の挨拶は年賀状からLINEへとシフトしている。今年はあけおめLINEを見直して、新たにお年玉スタンプを送り合えるようにしました。年越しの瞬間は通常の何倍ものトラフィックがかかりますが、キャリアさんとも協力してサーバーなどがダウンしない対策を取っています」とキャンペーン開催までの経緯を説明した。
その後、ベッキーさんも登壇。「LINEさんにはご迷惑をおかけしたので、またこうしてCMで使っていただき、ありがとうございます」とLINEへの感謝を伝えた。現在は、LINEを再インストールして家族とのやりとりに活用しているとのこと。また、CMのベッキーさんはナレーションだけだが「インパクトのあるCMにしたかったので、元気よく、テンション高めでやりました」とコメント。このCMは12月31日と2017年1月1日だけの2日間限定公開となっている。
お年玉をあげることが多くなってきたが、業界の先輩からいまだにもらうこともある、とベッキーさん
もし100万円が当たったら？ の問いには「ご迷惑かけてしまった方々にご飯をごちそうしたいです」
最後にベッキーさんが今年を振り返って「一度立ち止まる年になりましたね。自分を見つめ直して、お仕事をいただけることのありがたみもよくわかりました。来年は支えてくれた人たちに恩返しをしたいです。初心を取り戻したのでお仕事を頑張らせていただきます!」と元気よく締めた。
