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日本語入力「ATOK 2017」はディープラーニングで誤変換が30%減

2016年12月01日 17時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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 ジャストシステムは2017年2月3日、日本語入力システム「ATOK 2017」とATOK 2017を搭載するワープロソフト「一太郎2017」を発売、12月1日から予約受付を開始した。価格はそれぞれ税別8000円、2万円からで、ATOK 2017は誤変換を30%削減するディープラーニングを採用したことが最大の特徴だ。

 日本語入力システム「ATOK 2017」は、ディープラーニングで抽出した日本語の特徴を従来の変換アルゴリズムに組み込んだ“ATOKディープコアエンジン”により文脈を判定して誤変換を3割削減。また、日本語入力オフの状態で入力してしまっても入力直後なら“Shift+変換キー”で変換できる状態に戻せるインプットアシスト機能も搭載する。

 ATOK 2017ベーシック版の価格は8000円(以下すべて税抜)、国語辞典や英和/和英辞書などが付属するプレミアム版が1万2000円、プレミアム版に広辞苑と角川類語新辞典、ロングマン英英/英和辞典を追加したオールインパックが1万8000円。

 同日発売の日本語ワープロソフト「一太郎2017」は、画面や操作性を自分が使いやすいように提案してくれる“一太郎オーダーメイド”機能を搭載。100億通り以上の組み合わせから最適な文書作成環境を選択できる。各種文書を分析してフォーマット化し、200以上のフォーマットを収録する“きまるフレーム”も搭載。背景画像も224点収録される。

 また「一太郎2017」にはディープラーニングによる新変換エンジンを採用した日本語入力システム「ATOK 2017」も搭載される。

 一太郎シリーズの価格はスタンダード版が2万円、フォントワークスの10書体や辞書・辞典、読み上げソフト「詠太7」、グラフィックソフト「花子」などが付属する「一太郎2017 プレミアム」が2万5000円、プレミアム版に加えてロジクールが開発した一太郎ユーザー専用マウス「深紅」、表計算ソフト、プレゼンソフト、フォトレタッチソフトなどが追加される「一太郎2017 スーパープレミアム」が3万8000円。なお「花子2017」は単体購入(9800円)も可能だ。

ロジクールが一太郎ユーザーのために開発したプレミアムマウス「深紅」はスーパープレミアム版に付属


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