大興奮のスペースコンバットシム「EVE: Valkyrie」もRX470以上でOK
最後に先日Vive対応版がリリースされた「EVE: Valkyrie」も試してみた。Oculus Riftのローンチと同時にリリースされたゲームでもあるので、熟成度もそれなりに高まっているので、RX400シリーズとVRの相性を見るには良いタイトルだろう。
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テストにはシングルプレー用のサバイバルモードを使用。マップは「NECROPOLIS」を使用した。こちらもフレームレートとフレームタイムをそれぞれご覧頂こう。
こちらはSerious Sam VRよりさらにRX470にも優しい描画負荷となっていることがわかる。RX460はここでもフレームレート(タイム)的にVRに向かないことが示されてしまった。
まとめ:RX470でも結構イケるが、安心感を求めるならRX480
以上のように手持ちのVRタイトルとRadeon RX400シリーズの相性をざっくりとみてきたが、VRを楽しむならRX470以上あればよいが、RX480があればより安心。VRHMD導入をコストが理由で躊躇していた人も、RX470や480を使えば、よりコスパの良いVRシステムをつくり上げることができるはずだ。
ただ快適か、そうでないかの境目はゲームやドライバー側の最適化度の問題も大きいため、今重いVRタイトルでも数ヶ月後には快適に遊べるようになっている可能性がある。DoomにおけるVulkanのように(リンク)、Polaris世代のRadeonは後からジワ伸びする印象がある。成長を楽しめるという意味でもRX400シリーズは非常におもしろいプロダクトといえるだろう。