Mozillaは11月16日、Firefoxの最新バージョン「Firefox 50」をリリースした。プラグインなしでの動画再生、実行可能なファイルの増加など、細かな使い勝手の向上を複数図ったバージョン。新機能と前バージョンからの変更点は以下の通り。
- 新機能:WindowsとMacでidevineのWebM EMEがサポートされたため、より多くのサイトでプラグインなしで動画閲覧できるように
- 新機能:SDKを利用している拡張、もしくはSDK モジュールローダーを利用している拡張のパフォーマンスが向上
- 新機能:ダウンロード保護の対象となる、Windows、Mac、Linux で実行可能なファイルの種類が大きく増えた
- 新機能:Windows 7以降の利用者のうち、 98%以上の環境でWebGLが利用できるように
- 新機能:グララニー語 [gn] をロケールに追加
- 新機能:ページ内検索に、完全一致のもののみ検索する機能が追加
- 新機能:Ctrl-Tabで、最近閲覧した順にタブを切り替えられるような設定を追加
- 新機能:Ctrl+Alt+R(Mac では command+alt+r)でリーダーモードでページを閲覧できるように
- 修正:いくつかのセキュリティー問題を修正
- 修正:border-radius を用いて作成された、角丸の点線と破線の描画に関する不具合を修正
- 変更:54.35.1以前のlibavcodcをブロックするように
- 変更:組み込みの絵文字を追加。これはWindows 8.0 以前やLinuxのような、絵文字フォントのない環境で利用される
Firefoxはダウンロードサイトより無料でダウンロードできる。