冷蔵庫の開閉を検知する仕組みを試してみた
では早速、今回の「4in1センサー for カメラ一発!」を追加登録をしてみよう。登録の仕方は極めて簡単だ。
親機となる“カメラ一発!”のすぐそばで、単4乾電池を2本入れた“4in1センサー”の短側面にある「プログラムスイッチ」を指先で押して放置しておくだけだ。
何度かトライが必要な場合もあるが、無事登録されるとアプリを実行中のスマホの画面に登録が終了したことが表示される。
続いて、センサーによって何らかの検知があった場合、それをトリガーにしてどのようなアクションを起こすかを設定しよう。
アプリ上ではその手順のことを「シーン」と呼んでいる。インターネットでアプリ間を連携する「IFTTT」と似たような考え方だ。
わかりやすい例で言えば、冷蔵庫の扉が開けられたらブザーを鳴らすとか、ライトが光るとかだと思えばいい。
今回は「4in1センサー for カメラ一発!」が取り付けられた冷蔵庫の扉が開けられたら、その瞬間にそのことをメールで指定したアドレスに送ってくれるように設定してみたい。シーンで設定できる項目は、「IF」「THEN」「WHEN」の全部で3つ。
今回の例では、冷蔵庫のドアが開けられて、冷蔵庫本体に取り付けられたセンサー本体とドアに貼ったマグネットの距離が離れたら……というのがIF。
そして、その事象が起こったら、指定したメールアドレスに即座に連絡する……というのがTHEN。
そして最後は、その検知や連絡をいつやるか、いつまでやるか……というのがWHENで設定する。今回は「24/7」という設定で、これの意味するところは“7Days a Week”、つまり24時間常時だ。
この設定で、高齢者の方や子供がいつ冷蔵庫を開けても、そのアクションの連絡が指定したメールアドレスに、その時のカメラが捕らえた撮影映像添付で送られてくる。
実際にデバイスを登録し、シーンを設定登録した後、スマホ上のアプリの表示はデバイスとシーンのカウントがアップしている。
早速、自宅の冷蔵庫にセンサー本体とマグネットを両面テープで貼り付けてみた。冷蔵庫の扉が開かれてセンサー本体とマグネットの距離が15mm以上開くと、センサー本体側のLEDインジケーターが点滅し、データを親機であるカメラ一発!に送信しているのがわかる。
実際に送られてきたメールには、家族が冷蔵庫を使っていた写真が添付されていた
“カメラ一発!センサー”アプリからのお知らせ機能をオンにしておけば、即座にセンサーの検知結果が画面に表示され、しばらくすると登録したメールアドレスに冷蔵庫が開けられたことを知らせる写真添付のメールが届く。
メールに添付されている写真を見れば、多少の時差はあるが、筆者宅のキッチンで家族がまだ冷蔵庫の近辺にいるのがわかる。

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