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狭い日本と言っても住所で指定できない場所が意外とあるのでクルマ移動に超便利

デンソー、住所のない場所でも指定できる「マップコード」対応アプリを提供開始

2016年11月02日 11時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII.jp

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地図からマップコードを変換

 デンソーコミュニケーションズは11月1日、マップコードを利用し、住所では難しい場所でも位置の指定ができる地図アプリの提供を開始した。

 同社が運営する国内観光&食旅情報ウェブマガジン「Drive! NIPPON」が配信するiOSアプリ。価格は無料。Drive! NIPPONの閲覧や記事の投稿といった機能のほか、地図からマップコードを取得することができ、表示されたマップコードを対応するカーナビに入力すれば目的地に設定できる。

 デンソーが開発したマップコードは6~12桁の数字で、日本の場所をピンポイント指定できる。日本全国をメッシュで分割して数値化したもので、10桁なら約20~30m四方のエリア、12桁ならば約3m四方となり、どんな場所であっても(エリア内なら洋上でも)ほぼピンポイントで表現できる。

マップコードのしくみ 

 海岸の砂浜や河川敷といった住所・番地で表せない場所を指定できるため、たとえば海水浴場や広い公園内、花火大会会場のどこで待ち合わせるかといった場合に利用できる(緯度経度でも可能だが、桁数が少ないことから伝えやすい)。デンソーではマップコード技術をカーナビメーカーや自動車メーカーに提供しており、観光情報誌などに掲載されたマップコードを入力すれば住所番地を入力するより簡単に目的地に設定できるといった訴求を行なっている。また、看板やマークなどを認識することでガイドなどに役立てられる、Sifty機能も搭載する。

Drive! NIPPONアプリ 

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