カシオ計算機は10月27日、自撮りを楽しむ女性をターゲットとしたコンパクトデジカメ「EX-ZR70」を発表した。12月下旬に発売する。
従来機「EX-ZR50」や「EX-ZR60」の後継モデルにあたり、画像を確認しながら自分を撮れるフリップアップ式の液晶、縦持ちでもシャッターを押しやすいレンズ横フロントシャッターを装備する。
従来機と同様にBluetooth LEやWi-Fiを装備しており、スマホに画像を転送できる。新たに顔認識機能を内蔵し、撮影画像の中から顔が写っている自撮り写真のみをスマホに転送する機能が搭載された。また、QRコードを表示し、パーティなどで知り合った人にメールやSNSを使うことなくカメラ画像を渡すことができる「ワンタイムシェア」、肌の色やなめらかさを12段階に選べる画像補正、フロントシャッターを押した後に2~5秒の設定したタイミングで撮影する「セルフィータイマー」などの機能を盛り込んだ。
撮像素子は1/2.3型CMOS(有効1610万画素)、35mm換算25~250mmの光学10倍ズームレンズを搭載(光学手ブレ補正付き)。静止画最大4608×34576ドット/動画最大FHD(1920×1080ドット、30fps)の撮影が可能。液晶は3.0型TFT。本体サイズは約幅99.6×高さ59.5×奥行き25mm、重量約202g。価格はオープン。