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Wi-FiをLTEのように動かす新技術を活用

ワイヤレスゲートが新会社、高速なIoT通信基盤を開発へ

2016年10月04日 08時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 ワイヤレスゲートとモバイル・インターネとキャピタルが、IoTの産業用途に向けた高速通信プラットフォームを提供する合弁会社を設立した。社名は「株式会社LTE-X」。2016年中にプラットフォームのシステム完成をめざし、2017年初頭をめどに商用化を進める。

 昨今、IoTが本格的な普及期を迎えるにあたり、多くの機器を通信で結ぶことが必要とされている。同社では、現在の市場では低容量データ通信を対象としたIoTプラットフォームが構築されつつある中、よりハイスペックなプラットフォームも産業用途を中心にニーズが高まっているとして、高速かつ大容量で高セキュリティの通信プラットフォームを提供するとしている。

 コアテクノロジーには、ワイヤレスゲートが出資する米nCore Communicationsが持つ「LTE over Wi-Fi」(LTEトンネリング技術)を活用。同技術では、Wi-FiアクセスポイントをLTE基地局のように動作させ、LTEネットワークが持つ機能をWi-Fi上で実現する。LTE基地局設置のための大規模な投資をすることなく、安価にプラットフォームを構築することが可能という。LTE-Xは、LTE over Wi-Fiの利用において日本国内独占ライセンスを保有している。

 2016年中にプラットフォームのシステムの完成を予定し、2017年初頭を目途に商用サービスの開始を予定。主要なターゲット市場は、工場、病院、セキュリティ、物流などを想定する。

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