ソニーはAマウントのフラッグシップ「α99II」を発表
ソニーは、「αシリーズ」のうちAマウントを採用した「α99II」を発表した。α99IIのポイントは、フォーカススピードと高速連写の組み合わせ。
位相差AFセンサーを単独とCMOS上両方に搭載したハイブリッド位相差AFシステムで、AE/AFが動作しながら秒12コマの連写が可能となっている。そのため、動きの速いプロスポーツなどの撮影に適しているとのことだ。
11月の発売予定で価格は3199ドル。日本での発売については近く正式な発表があるとのこと。なお、それ以外のAマウントおよびEマウントの新モデル発表はなかった。
富士フイルムは「GFX」で中判もミラーレスの時代に突入
現地で富士フイルムが発表したのが中判ミラーレスの「GFX50S」。フルサイズの約1.7倍という大型のセンサーを搭載しており、レンズも「GFレンズ」と専用のマウントとなっている。
発売時期は未定だが、価格は標準レンズとのセットで1万ドル以下を目標としているとのこと。
発表会では「GFX」のケースなしで実機展示があったようだが、ブースでは大型ケースの中での展示のみ。手にとって触ることはできなかった。
富士フイルムブースではこのほか、10月6日に発売予定のエントリー向けミラーレス「FUJIFILM X-A3」を展示。直線的なスクエアなスタイルに革調シートを貼ったレトロデザインが特徴だ。
本体背面のディスプレーはチルト式ながら、本体上部に被写体に向けて引き出し可能。スマホと連携してシャッターが切れるので、セルフィーにもピッタリの仕様となっている。
標準レンズの「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」とセットモデルのみで、予想実売価格は7万5000円前後。
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