手書きデータをスマホやタブレットにワンタッチ転送、クラウド活用できるノートパッド
ワコム、次世代型デジタル文具「Bamboo Slate/Bamboo Folio」発表
2016年09月05日 12時55分更新
ワコムは9月1日、ノートに手書きしたデータをスマホなどに転送できるスマートパッドの新製品として、「Bamboo Slate」と「Bamboo Folio」の2製品を発表した。10月下旬に発売する。
いずれも同社の電磁誘導方式スタイラスとデジタルインク技術を盛り込み、手書きしたデータをスマホ用ノートアプリBamboo Paperに転送、クラウドサービスとも連携できる。Bamboo Slateはペーパークリップ型のシンプルなパッドでA4サイズ/A5サイズの2種類、Bamboo FolioはiPadなどのタブレットをセットできるポートフォリオタイプでA4サイズの1種類をラインナップ。
本体サイズはBamboo Slate large(A4サイズ)が約幅330×高さ254×厚み7mm、small(A5サイズ)が約幅249×高さ186×厚み7mm、Bamboo Folioが約幅338×高さ268×厚み19mm。いずれもAndroidおよびiOSデバイスで利用できる。価格はBamboo Slate smallが1万6200円、largeが1万9440円、Bamboo Folioは2万4840円。
管理ツール「Wacom Inkspaceアプリ」とクラウドサービス「Inkspace」と組み合わせて使用し、Inkspaceは無料プラン(ストレージ5GBが付属)と有償プラン(50GB利用可能、手書き文字認識やベクター方式での出力をサポート)が用意される。SlateとFolioの購入者は有償プランが3ヵ月無料で利用できほか、無料期間終了後も月額300円(通常500円)で利用できる。