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IFA 2016レポート 第5回

ASUSがより時計らしく進化した「ZenWatch 3」を発表

2016年09月01日 19時10分更新

文● 中山智 編集●南田ゴウ

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 ドイツ ベルリンで9月2日に開幕するIFA 2016の関連イベントとして、ASUSは現地は8月31日にベルリン市内のイベント会場でプレス向け発表会を開催。ここ数ヵ月間各地でASUSが発表してきた製品に加えて、ウェアラブルデバイスの最新モデル「ZenWatch 3」が発表された。

新製品としては「ZenWatch 3」が発表された

丸型にデザインが変更された「ZenWatch 3」

 従来の「ZenWatch」は角に丸みはあるスクエア型のデザインだったが、「ZenWatch 3」は丸型のラウンドフェイスとなっており、より時計らしい印象を受けるデザイン。ディスプレーは1.39型(400×400ドット)の有機EL。本体右側面には竜頭(リュウズ)ふうのボタンの上下に、操作用のボタンを2つ搭載。上のボタンを押すとフィットネスアプリが起動。下のボタンは戻るに割り当てられている。

丸型デザインでより時計らしくなった「ZenWatch 3」

3つのボタンを装備し、現地説明員によるとアプリによって割り当てを変更できるとのこと

本体背面の充電用端子

 本体は冷間鍛造の金属素材で、バンドはイタリア製のレザー素材と高級腕時計をイメージさせる材質で高級感を演出している。サイズは幅45mmで厚さが10.75mm。前モデルは複数サイズが用意されていたが、ZenWatch 3ではこのサイズのみの展開となる。

スマホからフェイスを変更できる

 フェイスデザインにこだわり、50種類以上のフェイスパターンを用意。連携するスマホから手軽に変更できる。

本体色は写真のガンメタル、ローズゴールドのほかシルバーの3つ

 CPUにはクアルコムのウェアラブル向けに開発された「Snapdragon Wear 2100」を搭載。急速充電に対応しており、15分間の充電で60%の充電が可能になるとのこと。充電時の接続は専用端子を使用するが、マグネットでカンタンにセットできる専用の充電器を用意。また、別売となるがバッテリーパックもアクセサリーとしてラインアップ。外出中に電池切れになっても、バッテリーパックを持っていればすぐに充電できるようになる。

充電用に2種類のアクセサリーをオプションで販売予定

 機能として強化された点は、フィットネス関連。本体にインストールされている「ZenFit」のトラック機能が進化し、95%の精度で歩数を計測できるとのこと。価格は229ユーロ(約2万6500円)から。

技適マークを確認。日本での発売も期待できそうだ

「ZenWatch 3」の主なスペック
メーカー ASUS
サイズ 直径45mm以下
高さ 9.95~10.75mm
ディスプレー 1.39型有機EL
解像度 400×400ドット
CPU Snapdragon Wear 2100
メモリー 512MB
ストレージ 4GB
通信 Bluetooth 4.1/Wi-Fi
バッテリー 340mAh
防水 ○(IP67)

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