小さなサイズと高い質感、確かな剛性をすべて実現した先進的デザイン
XPS 13を実際に手に持つと、フットプリントの小ささに驚かされる。筆者所有の11.6型と12型のノートと大きさを比べてみたのだが、ちょうど中間くらいの大きさだった。カタログ上のフットプリントは幅304×奥行き200mmで、体感的には標準的な13.3型ノートよりもふた回り以上小さく感じる。一般的な書類でよく使われるA4用紙(幅297×奥行き210mm)と比べると、面積比ではXPS 13のほうが3%小さい程度。書類とほぼおなじ大きさだと考えていいだろう。
デルのXPSシリーズといえば、ボディに高級素材を使うことで高い質感を実現していることでおなじみだ。XPS 13でもトップカバー(天板部分)とボトムケース(底面部分)に削り出しのアルミ素材が使われており、高い剛性を実現している。またパームレストには軽くて丈夫で、かつ熱伝導性の低い(つまり熱さや冷たさを感じにくい)カーボンファイバーを採用。剛性と質感の高さでは、間違いなくトップクラスの仕上がりだ。
思わず見せびらかしたくなる、優れた13.3型ノート
外出時に持ち歩くものが何かと多いビジネスパーソンにとって、XPS 13の小ささは大きな武器となるはずだ。また13.3型の液晶ディスプレーは十分大きく、最大解像度3200×1800ドットのXPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネルであれば、エクセルデータやウェブサイトをいくつも表示させながら、ワードでレポートをまとめるということが効率よく行なえる。生産性を高めるパートナーとしても大いに活用できるだろう。
その上質感も高くデザイン的な仕上がりも上々となれば、必要以上に外で使いたくなるに違いない。
ぜひこのXPS 13を入手して、落ち着いた雰囲気のカフェで思う存分見せびらかしていただきたい。
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