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検索エンジン順位変動と動向(2016年7月)

2016年08月10日 14時30分更新

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検索エンジン順位変動と動向(2016年7月)

2016年7月の検索エンジン順位変動(PC・モバイル)とその動向をまとめました。




【2016年7月の順位変動について】

添付画像参照

【順位変動観測指標の説明について】

下記URL参照

http://www.irep.co.jp/press/whitepaper_sup/rank_introduction.html

人材・旅行・小売/通販・不動産・メーカー・金融の、各業界別順位変動状況についてもまとめています。
http://www.irep.co.jp/press/whitepaper/2016/20160810.html

【PC・モバイルの変動状況のまとめ】

2016年7月のPC・モバイル検索の順位変動状況は、6月と同様に大きな乖離は見受けられず、類似した変動を観測しました。

【2016年7月検索エンジン動向】
2016年6月末
■Google 、「曲名+歌詞」の検索結果に歌詞表示
2016年6月末頃、Google は日本語での「曲名+歌詞」の検索結果において歌詞を表示するようになりました。
併せてGoogle Play Music へのリンクも表示しています。
2016年7月29日時点で歌詞が表示される歌手や曲の大半が洋楽で、邦楽は一部のみとなっています。
http://www.lyricfind.com/index.php?id=224

2016年6月末
■Google 、キーワード プランナー の検索ボリュームの集計方法を変更
2016年6月末頃、Google キーワード プランナー の表記ゆれキーワードに対する検索ボリュームが同一になる仕様変更が実施されました。
表記ゆれキーワードとは、「引越し」「引っ越し」「引越」などです。
例えば「引越し 見積」の2016年4月の検索ボリュームでは、2016年5月に取得した検索ボリュームで 480 となっていましたが、2016年7月に取得した検索ボリュームは 60,500 に急増していました。これは実際に検索される回数が増えているのではなく、「引越し 見積もり」などの表記ゆれキーワードを合算するようになったためになります。
※キーワード プランナー の原因と対策についてはこちら
http://www.alphaseo.jp/seo-column/160801_113002.html

2016年6月30日
■AMP Project 、AMP のロードマップを更新
2016年6月29日、 AMP( Accelerated Mobile Pages:Google とTwitterが策定した、モバイルページの表示速度を改善するためのプロジェクト)規格の主催団体であるAMP Project がロードマップを更新しました。
主にメディア向けの機能が充実しており、AMP の利用範囲が広がりつつあります。更新内容は以下の通りです。
1. フォーマット:360度動画やコンテンツの遅延読み込みなど、コンテンツの表示方法をさらに充実させる取り組みを開始
2. 解析:A/Bテストやソーシャルシェアのトラッキングなど、記事のパフォーマンス測定・改善に必要な要素の開発が進展
3. 広告:A4A( AMP for Ads )の開発が進展し、今後テストを実施する予定
https://www.ampproject.org/roadmap/

2016年7月14日
■Twitter、日本でも「モーメント」機能実装
2016年7月14日、Twitterはツイートや動画などのキュレーション機能「モーメント」を日本でも実装しました。
実装開始時点では一部のパートナー企業のみを対象としていました。なお、モーメントは2015年10月に米国で開始した機能です。
https://blog.twitter.com/ja/2016/0714moments
https://twitter.com/momentsjapan

2016年7月26日
■Google 、30xリダイレクトによるPageRank 一部喪失の仕様を廃止
2016年7月26日、Google は301や302などでリダイレクトした際にPageRank が一部喪失する仕様を廃止したと発表しました。
今後は30xリダイレクトを行ってもPageRank が失われることなくリダイレクト先へ渡します。
https://twitter.com/methode/status/757923179641839616

【2016年7月の総括】

2016年7月の順位変動は、非常に大きな変動が7月中旬から断続的に発生しました。特に7月27日に発生した順位変動は、上位20位以内と上位50位以内では6月29日の変動より大きく、2016年において1月17日以来の2番目に大きな変動幅になっています。
検索エンジンの動向における目立った動きとしては、SEOに関する重要な仕様変更の実施や、日本語向けの新機能実装などが挙げられます。


以上



■株式会社アイレップ について
アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】:紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】:5億5,064万円 (2015年12月末現在)
【事業内容】:
・広告代理事業
・ソリューション事業
・ツール事業
・その他(デジタルメディア事業等)

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●株式会社アイレップ
TEL:03-3596-8050  FAX:03-3596-8145
【報道関係問い合わせ先】広報担当 E-MAIL: pr@irep.co.jp
【弊社サービス内容に関する問い合わせ先】 E-MAIL: contact@irep.co.jp


【付帯情報】
・【アイレップ】検索順位変動(2016年7月)
http://itm.news2u.net/items/output/147737/1
・【アイレップ】WhitePaper
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