目の前にモンスターの顔が迫る、リアルな恐怖!
グロすぎるVRホラー・シューティング「The Brookhaven Experiment」で遊んだ
2016年08月02日 16時30分更新
今回は、360度の全方位から襲い来るモンスターを銃で撃退するVRホラーシューティングゲーム「The Brookhaven Experiment」をレビュー。本作は、シカゴのゲームディベロッパー「Phosphor Games」の開発した新作となっている。燃え盛る建物の中や、郊外の空き地を舞台に、全方位から迫りくるグロテスクなモンスターを撃退していく。
このゲームの特徴は、次々と現れる不気味なモンスターの群れと、VR作品ならではの1人称視点を生かした「リアルな恐怖」だろう。目の前のモンスターを倒すことに集中していると、突然後ろからうめき声が聞こえる……。そこで振り向いてみると、超ドアップのモンスターの顔が目の前に!そんな恐怖体験に、思わず悲鳴を上げてしまうことだろう。また、ガンシューティングゲームとしても面白く、モンスターの頭を狙って一撃で仕留めるテクニックなど、遊べば遊ぶほど上達していく過程が楽しいものとなっている。
まずは、所々が炎上している建物からゲームスタート。VR空間内で不気味なモンスターたちが続々と現れる。最初のステージでは、まずは前方と後方から敵が現れるので、ナイフや銃で撃退していこう。
一つの方向に気を取られすぎていると、気づいたらすぐ後ろにはモンスターが……という事態になりかねない。常に様々な方向に注意を向けておこう。
一定数のモンスターを倒すとステージクリア。アイテムの入手や装備の強化をできるようになる。モンスターから攻撃を受けて消耗した体力を回復するアイテムや、銃弾や懐中電灯のバッテリーなどを補給することが可能だ。体力か武器、不足しているものを選ぼう。
暗いステージでは、ライトも重要なアイテムになってくる。暗闇の中では、モンスターの姿が見えにくいため、その状態で射撃をしても銃弾を無駄にしてしまう。ライトで周囲を照らし、しっかりと狙いを付けて敵を撃退しよう。ただし、ライトをモンスターに当てると、その風貌がより鮮明に見えてしまう恐ろしさもあるので注意が必要だ。
ステージの中に置かれている箱を撃ち抜くことで、アイテムを入手することが出来る。アイテムのひとつであるレーザーサイトは、装備すると銃の射撃線が見えるようになる。これにより命中精度が飛躍的に上がるのだ。こういったアイテムも有効活用しよう。
ステージを進むごとに、様々な種類の敵も出現するようになっていく、中には銃で撃つと猛突進してくる巨大な敵もいる。相手ごとの特徴を見極めて、適切に対処することが重要だ。
本作は、VRならでは1人称視点を生かしたホラー演出と、ガンシューティングの楽しさの両方が味わえる1作。夏の夜にプレイするのにもオススメのコンテンツだ。
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