買ってよかった!
単品を見たら、これがまたたくさんあって目移りしてしまいます。あまり大きいと撮影に使う場所に置けないし、小さいと被写体の大きさが限られてしまいますし、ここもまた迷いどころ。
まず、なるべく撮影できる空間を確保したいのでアーチ状やドーム状の物ではなく、立方体の箱形の物にすることにしました。次にサイズ。これは縦横高さが50センチ以上がいいかなぁという感じ。そしてしまうときに面積を取らない物。部屋の収納の関係で、平べったくなるのではなく筒状になる物がよかったのです。
そんな条件に合っていたのが、ハクバの「デジカメスタジオボックス」でした。各辺45センチのタイプと60センチのタイプで迷ったのですが、大きい方がいいし60センチなら置けるかなと思い、60センチの方をチョイス。価格は1万2000円弱。
細長い布ケースに入っているのは、本体と背景用スクリーン2種類、コーナーの補強パーツ。組み立ては簡単で、本体を広げて上に持ち上げるだけ。背景用スクリーンは表裏で別の色になっていて、ホワイト/ライトグレー、ブラック/ライトブルーの計4色が使えます。本体にはベルクロで固定されます。
ブースが決まったら次はライトです。LEDライトも小型で6000円ぐらいの物から、スタジオで使うような大型で十万円超えの物までさまざま。
もちろんそんなに高価で大きい物はいりません。でも大きくなるほどLEDの数が増える事もあり、光量も増えていきます。いくつか点灯させて見比べてみるとやはりある程度大きい方がいいなぁと感じ、選んだのがサンテックの「CN-304」です。名前のとおり304個のLEDを搭載し、無段階の調光機能も付いています。
価格は1万7000円ほど。1万円ぐらいまでで考えていたのに、ついついちょっと上のモデルを買ってしまいました。まぁ比べちゃうとそうなりますよね。
小さいのは電源が電池やビデオ用バッテリーですが、このCN-304はそれに加えてACアダプターも使えます。家で使うので、そこもポイントでした。これにします! と店員さんに告げてACアダプターもくださいと言ったら、ちょっと高いんですよと言いながら渡され、価格を見ると5000円ちょっと。確かに意外と高い。でもまぁ仕方ないし、まとめ買いで気が大きくなってるせいもあって、全然大丈夫っすと購入しました。
本体のほか、人物を撮るときにまぶしさを抑えるソフトフィルター、近接撮影時に影がたくさん出るのを防ぐホワイトフィルター、色温度を下げるアンバーフィルターが付属。自由に向きを変えられる雲台も付いています。
最後はスタンド。ブースは棚の上に置く予定なのですが、棚の面積に余裕がないのでライトは床置きにします。棚の高さが70センチぐらいなので、ブースが60センチとして、1~1.5メートルをカバーできればといったところでしょうか。
店員さんに聞いてみたら、それならこれがいいと思いますと、エツミの「ライトスタンドM」をススメられました。4000円ほどとさほど高くないし、72~205センチに伸縮とちょうどいい感じなので即決定。と思ったら、このスタンドの場合、シューマウントが必要ですけどいいですか? と。1500円弱だったので、これもまた全然大丈夫っすと購入です。
前回の腕時計を撮影するとき、初めてこのセットを使ってみました。撮影にかかる手間が減ったし、なにより見た目がだいぶ違います。
合計で約4万円と、結局セット品より高くなってしまったし結構な出費ですが、これなら満足。元を取るため、ガンガン使っていきたいと思います。

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