クーラーマスターから、販売価格が約1万9000円というハイエンドCPUクーラー「MasterAir Maker 8」が発売された。3Dベイパーチャンバーを採用する、同社製空冷クーラーのフラッグシップモデルだ。
「MasterAir Maker 8」は、COMPUTEX TAIPEI 2016でも展示されていたクーラーマスターのハイエンド空冷クーラー。既存の空冷CPUクーラーによる冷却性能の限界を越えるべく開発したフラッグシップモデルとうたっている。
最大の特徴である3Dベイパーチャンバーは、ハイエンドビデオカードの冷却に使われる「ベイパーチャンバー」とヒートパイプを一体化させた新技術。合計8本のヒートパイプ(うち4本は台座部分と一体化された3Dベイパーチャンバー)と大型のアルミフィン、2基の140mmファンで構成される大型モデルで、全体サイズは145(W)×135(D)×172(H)mm、重量は1350g。冷却パフォーマンスは、240mmラジエーターを搭載した一体型水冷CPUクーラーを越えるとしている。
冷却ファンは付属のファンブラケットにより120mmタイプに交換可能。こちらも交換できるトップパネルは、マットカバーと透過カバーの2種が同梱されている。対応CPUソケットはLGA 2011-v3/2011/1366/1156/1155/1151/1150/775、AMD FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+。
価格は1万8878円。パソコンショップアークやBUY MORE秋葉原本店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中だ。