Xbox Oneとの連携強化、Microsoft Edgeの消費電力節約機能の強化も
Windows 10の次期メジャーアップデートは8月2日、Cortana強化やWindows Inkなど
2016年06月30日 13時11分更新
日本マイクロソフトは6月30日、Windows 10向け無償アップデートとして「Windows 10 Anniversary Update」を8月2日に提供開始すると発表した。
Windows 10 Anniversary Updateでは、Windows HelloとWindows Defenderに新しい機能を追加。Windows Helloは、ユーザーがエンタープライズ向けと同等のセキュリティーでパスワードを使用せずにアプリにサインインできるほか、Microsoft Edgeを使った生体認証で対応ウェブサイトにアクセス可能になった。Windows Defenderでは、パソコンを定期的にスキャンするオプションと、スキャン完了時に脅威が発見された場合に、通知とサマリーを通知するようになった。
また、デジタイザーを使用して付箋紙にフリーハンドでメモを取ったり、真っ白なスケッチパッドに図やイラストを書き込める「Windows Ink」(関連記事)を追加した。Microsoft Edgeの消費電力節約機能の強化、拡張機能、ユーザー補助の強化も実施。Cortanaの機能も強化される。
そのほか、Xbox Play Anywhereにより、一度ゲームを購入すれば、Windows 10搭載パソコンとXbox Oneの両方でプレーできるようになった。加えて、ゲームの進捗、セーブ、実績も共有できるようになる。CortanaもXbox One上で利用可能になり、「Hey Cortana,Xbox One」というだけで電源を入れられるようになる。
なお、Windows 7/8からWindows 10への無償アップグレードは、7月29日に終了する。