昨今は家庭用ゲーム機とPCでマルチ展開するゲームが増えてきたが、ゲーム画面描画の滑らかさや画質を重視するなら、断然PCを使う方が有利だ。だが画質を上げればその分だけハードへの要求も増えてくる。現行ゲームはもちろん、今後出てくる大作も最高の環境で遊べるPCがすぐ欲しいなら、ドスパラの「GALLERIA XG」がオススメだ。
ゲーミングPC、特に重量級ゲームを高画質でプレーすることを目的にしたPCの場合、ハードウェア構成を一点豪華主義にするのではなく、全体に弱点を作らない構成にすることが求められる。なおかつ価格とのバランスも重要だ。このGALLERIA XGがどうバランスをとっているのか、さまざまな側面からチェックしていきたい。
写真でみるGALLERIA XG
GALLERIA XGの基本スペックは以下の通りだ。CPUにインテル Core i7-6700 プロセッサー、GPUにNVIDIA GeForce GTX 1080を組み合わせ、さらにストレージは480GBのSSD+2TBのHDDという速度と容量の両面に余裕をもたせた構成となっている。
「GALLERIA XG」の主なスペック | |
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CPU | インテル Core i7-6700 プロセッサー(3.4GHz、ターボブースト時は4GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1080 |
メモリー | 8GB PC4-17000 |
ストレージ | SSD 480GB(SATA)+HDD 2TB(SATA) |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
インターフェース | USB 3.0端子×5(うちType-C×1)、USB 2.0端子×2、ギガビットLAN、サウンド入出力など |
サイズ/重量 | およそ幅207.0×奥行き520.7×高さ450.2mm/約13.9kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 19万9980円(税別) |
筐体は同シリーズおなじみのミニタワーケースを採用。前面は下部が吸気用のメッシュ、上部が5インチベイ4基というややクラシカルなスタイルだが、5インチベイが多い分後からさまざまなドライブやベイアクセサリーを組み込めるため長く使えることだろう。中段にUSB 3.0端子やメモリーカードリーダーも配置されているため、机の上でも床置きでも使いやすい。