Apple噂まとめ 第26回
Apple噂まとめ(5/29〜6/4)
次期MacBook Proは超薄型に?GPU内蔵Thunderboltディスプレーが登場
2016年06月05日 16時00分更新
みなさん、こんにちは。ASCII(週刊アスキー+ASCII.jp)編集部の吉田ヒロでございます。国内外のApple噂系サイトで5月29日から6月4日までに出回った内容をまとめました。
先週気になったのは、GPU内蔵のThunderboltディスプレーの噂。MacBookシリーズは現在、MacBookや同Air、13インチの同ProなどがCPU内蔵GPU、15インチの同Proの上位モデルが独立型のGPUを搭載しています。独立GPUの搭載で問題になるのは内部の発熱で、AppleはMacBook Proをさらに薄型にする計画があると言われているので、熱源の1つであるGPUは悩ましい存在です。GPU内蔵のThunderboltディスプレーが登場すれば、独立GPUを搭載しないMacBookでも自宅やオフィスなどでは高性能なGPUを使えることになるので、画期的な製品になりそうですね
すでにゲーミングPCメーカーであるRazerから、ゲーミングPCと外付けのGPUユニットが発表されてるいるので、Macを含むPC業界のトレンドになる可能性があります。Mac用としては、Thunderbotや同2で接続するPCI Expressスロットケースがリリースされていましたが、対応するビデオカードが少ないうえ、PCI Express 2.0までの対応でした。理論値で40GbpsのThunderbolt(USB 3.1 Gen2)はPCI Express 3,0に対応しているので、ようやく実用性が高まってきたと言えるでしょう。
5/30 iPhone 7シリーズのストレージ容量は32GBから
「気になる、記になる…」経由、威锋网によると、市場調査会社IHSテクノロジーのリサーチ・ディレクターが、iPhone 7シリーズのストレージ容量のラインアップが32GBからになると言っているそうです。カメラの高画素化やアプリの大容量化により、16GBモデルは買ってはいけないモデルになりつつあるので、歓迎すべきことですね。また、iPhone 7のメモリー容量は2GBとのこと。
5/31 iPhoneのデザイン変更は3年周期に
日本経済新聞によると、AppleはiPhoneのデザインを変更する周期を従来の2年から3年に変更するとのこと。iPhone 7と言われている今秋発売のモデルは、iPhone 6sシリーズからの大幅な変更はないと言われているので、3年周期というのは当たっているのかも。すでにMacでは、同じデザインは5年程度使うことが当たり前になっているので、スマホもその流れになるのは自然かと。
5/31 次期5.5インチモデルの名称はiPhone 7 Proに変更か
M.I.C Gadgetによると、5.5インチのiPhoneの名称が、従来のPlusからProに変更される可能性があるそうです。次期モデルは、6/6sシリーズとさほど変わらない外観と言われているので、7の名称を付けるのもややこしいですが、PlusがProになるともっとややこしいですね。
6/1 MacBook Proの筐体写真が流出
Cult of Macによると、次期MacBook Proの筐体写真が流出しているとのこと。キーボード面の流出画像をみると、これまでファンクションキーがあった部分がキーの形状にくり抜かれていないことがわかります。ここに例の有機ELパネルを利用したタッチバーが搭載されると思われます。側面をみると、電源用のMagSafeポートやUSB、SDカードスロットなどがなくなっており、USBタイプC×4に変わっています。iPhone7シリーズでは廃止されると見られるイヤフォンジャックはあるようです。
6/1 Apple Watch 2はiPhone 7と同時に今秋発表
「気になる、記になる…」経由、The Time of Indiaによると、第2世代のApple WatchはiPhone 7シリーズと同時に今秋発売されるそうです。おそらく9月第1週あたりに開催されるスペシャルイベントで発表され、同月第3週あたりにリリースされるんじゃないかと。第2世代は、初代モデルよりも20~40%も薄くなるほか、ディスプレーは大型化し、バッテリー駆動時間が改善されるそうです。そのほか、FaceTimeカメラ、位置情報サービス、3G/4G通信などに対応するとのこと。個人的にはApple Watchをスタンドアロンで使うメリットは低いと思うので、カメラやモバイル通信はいらない気がしますけどね。
6/1 COACHのApple Watch用バンドはかなりど派手
9 to 5 Macによると、COACHがApple Watch用バンドの発売を準備しているそうです。すでにサイトが用意されており、発売を待つばかりのようです。確認されているラインアップは、迷彩風のレザーストラップ(wild beast camo leather strap)、ティーローズアップリケのレザーストラップ(tea rose applique leather strap)、チャーム付きのレザーストラップ(leather watch strap with charms)と3つとのこと。COACHはティーローズアップリケのバッグをリリースしているので、同じデザインだとするとレザーストラップにバラのアップリケがたくさんついている感じですかね。
6/1 iPhone 7 Plusのストレージ容量は最大256GBに
市場調査会社のTrendForceによると、4.7インチのiPhone 7は2GB、5.5インチのiPhone 7 Plusは3GBのメモリーを搭載しており、両モデルともストレージ容量は最大256GBになるとのこと。まあ、Android端末も大容量化の傾向があるので驚きはないですね。
6/1 インドでの中古iPhone販売に暗雲
EMSOneによると、台湾フォックスコン社がインドで中古iPhoneの販売を計画しているものの、インド政府が難色を示しているそうです。「中古品はすぐに破棄物化する」という懸念があるそうです。
6/2 メモリー関連企業にiPhone 7景気
EMSOneによると、米マイクロン社と共同で中国に工場を建設した台湾パワーテック社が、2016年下期の業績見通しを発表したそうです。iPhone 7の登場を見込んで、業績が上向く傾向にあるようです。
6/2 iPhone 7の出荷台数は前年から8.2%減
EMSOneによると、今秋発売されると見られるiPhone 7を含む2016年通期のiPhone出荷台数は、前年比で8.2%減になるそうです。中国の景気後退などの要因もあるので、仕方ないところでしょうか。
6/2 GPU内蔵の5K対応Thunderboltディスプレーを開発中?
9 to 5 Macによると、AppleはGPU内蔵のThunderboltディスプレーを開発中とのこと。解像度は5120×2880ドットの5K解像度で、接続方法はThunderbolt 3(USB 3.1)のようです。過去には、Mac用でThunderbolt接続の外付けPCI Expressスロットケースがありましたが、対応する規格はPCI Express 2.0でした。Thunderbolt 3はPCI Express 3.0に対応しているので最新のGPUも利用可能です。ディスプレーではないものの、すでにRazerがThunderbolt 3(USB 3.1)の外付けGPUユニットを発表していますね。Appleはハイエンド向けのMacBook Proも薄く軽くデザインしているので、今後の熱対策を考えるとMacBook Proも独立GPUを内蔵せずThunderboltディスプレー側に強力なGPUを搭載するという流れになるのかも。ちなみにWWDCを前にして、既存のThunderboltディスプレーの在庫が僅少になっているそうです。とはいえ現行製品は、2011年にリリースされたかなり古い製品なのでいつなくなってもおかしくないですけどね。
6/3 iPhone 7が登場しても台湾経済はあまり盛り上がらない?
EMSOneによると、今秋に発売されるiPhone 7用の部品の生産をサプライヤーチェーン各社が進めているそうです。しかし、昨年までとは異なりiPhone 7の登場が台湾の経済を刺激するほどの好材料にはならないと考えられています。出荷台数は、iPhone 6よりは少なく、iPhone 6sよりは多いと予想されていますが、ボディーデザインはほぼ変わらないことから、爆発的なヒットというのは難しいでしょうね。
6/3 WWDCでは5K対応のThunderboltディスプレーは登場しない
9 to 5 Macによると、WWDCで5K対応のThunderboltディスプレーは発表されないそうです。GPU内蔵のThunderboltディスプレーをAppleが開発中であるという噂がありますが、登場するのは先になるのかも。
6/3 iPhone 7シリーズ用のケースが登場
9 to 5 Macによると、iPhone 7シリーズ用と考えられるケースの販売が始まっているとのこと。真偽のほどは明らかではないものの、すでにiPhone 7、iPhone 7 Plusのレンダリング画像が出回っているのでそれを基に製造されたものだと思われます。先行発売するにしても、もう少しデザイン考えたほうがいいんじゃないかと。
6/4 iPhone 7では4K映像のAirPlayが可能に?
Foutuneによると、市場調査会社のカウンターポイントテクノロジーのリサーチディレクターが、iPhone 7ではIEEE802.11adに対応すると予想しているとのこと。IEEE802.11adは、60GHzの無線を利用して最大7Gbpsの通信が可能な規格です。iPhoneなどからの4K映像のAirPlayミラーリングなどを想定してるっぽいですね。電波の特性上、これまでの2.4/5GHz帯よりも相当高い60GHzの通信は遮蔽物があると速度がガクンと落ちますので、AirMacなどが対応してもあんまり意味なさそうですし。
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