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大画面ながら紙の譜面とほぼ同じサイズ/重量で書き込みも自在

世界初、2画面電子ペーパーを用いた電子楽譜専用端末

2016年06月03日 18時07分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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GVIDO

 テラダ・ミュージック・スコアは6月3日、世界初の2画面電子ペーパーを用いた電子楽譜専用端末「GVIDO」を試作した。E-Inkの電子ペーパーとワコムのスタイラスを採用する。

 GVIDOは11世紀初頭に五線譜の基礎を考案したGuido d’Arezzo氏にちなんだ名称。E-Inkの13.3型フレキシブル電子ペーパーを採用、2画面の大型サイズで楽譜とほぼ同じサイズの薄型軽量(試作機の段階で幅480×高さ310×厚み5.9mm、重量約650g)。

 

楽譜同様の大画面が魅力 

 内蔵メモリやmicroSDカードスロットに楽譜データを記録、Wi-FiやBluetoothでパソコンなど接続してオンラインで楽譜データのダウンロードなどを行なう。ワコムのスタイラス技術を採用し、2画面とも書き込みや消去が可能。試作機はフランス・カンヌで開催される国際音楽産業見本市に出展、端末の早期商品化を目指すという。

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