富士ソフトは5月26日、「AWS(Amazon Web Services)を活用したIoTプラットフォーム」を6月1日より提供開始すると発表した。ハードウェアからシステム構築、運用サポートまでワンストップで提供し、IoT導入を短期間/低コストで実現するサービス。
同サービスでは、IoTデータの収集/蓄積/分析基盤として「AWS IoT」プラットフォームの各サービスを組み合わせて提供する。あらかじめ富士ソフトが検証した最適構成を利用することにより、これまで3カ月以上かかっていたIoT環境の導入が「最短1カ月程度」に短縮できるという。
さらに顧客のニーズに応じて、独自のゲートウェイ機器「FSゲートウェイ」も提供が可能。大量のIoTデータをエッジコンピューティングでクレンジング処理し、通信負荷を削減することができる。
初期導入費用は個別見積もり。またAWS利用費用は月額7万円から(税抜、データ量や通信量に応じて変動)。なお富士ソフトでは、6月1日から開催される「AWS Summit Tokyo 2016」で同ソリューションを紹介する。