「氷を持ち運ぶことに特化した」魔法瓶
気温が上がって、いよいよ「夏なんです」という季節になってまいりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。筆者は暑くて、もうなんだか、いやになってきました。
という状況を知ってか知らずか、編集部の進行管理担当・ニシマキさんから「これ、どうですかね」といきなり渡されたものがあります。かなり大きめな筒状の物体。「THERMOS」のロゴ。なんだこれは。
そう、サーモスの真空断熱アイスコンテナー「FHK-2200」です。
……え、これ、どういうものなんでしょうか。
サーモスの商品詳細ページを見ますと「スポーツシーンに多い“氷を持ち運びたい”というニーズに応え、冷たい氷を長時間キープする画期的な新製品」とあります。うん、要するに、氷を持ち運ぶ魔法瓶ですな。直販価格は4860円。
なんというか、部活動でマネージャーが持っていくウォーターサーバー(というより給水器か)みたいな外見です。
基本はステンレス製魔法瓶構造。内容器が2つに分かれているので、氷のうなどの冷たいアイテムを組み合わせて持ち運ぶことができます。2つの内容器を使用することで、氷がくっつきにくく出し入れがしやすいのだとか。
コンテナ容量は700ml×2。内容器1つにおよそ30個の氷が入ります(2×3×3cmの角氷とした場合)。ドリンクの補給用に、運動後のすばやいアイシングに役立つとサーモスはうたっております。ちなみに丸洗いも可能。
本体サイズはおよそ幅150×奥行き150×高さ250mm、重量はおよそ1kg。カラバリはブラックイエローとネイビーの2色。
そんなわけで、本当に氷が持ち運べるのかチェックしましょう。百聞は一見にしかずということで、バーベキューに氷を持っていきました。
イオンで氷を買って詰めていったのですが、29歳の筆者、ひさびさのバーベキューでテンションが上がりすぎてしまい、氷を入れる写真を撮り忘れました。ほんとうに申し訳ありません。
ともあれ、氷を入れてバーベキュー場に向かうまで、車でおよそ20分。現地につき、28度の日陰で4時間ほど放置しましたが、さすがに表面こそ融けていたものの、氷はほぼ形を保っていました。
そして、バーベキュー場から電車〜徒歩で帰宅。あまった氷を持ち帰りましたが、まだまだ氷は8割りほど形を残しています。炎天下でも数時間は耐えられそうです。
なるほど、氷を持ち運べることはわかりました。しかし、それだけでいいのでしょうか。アウトドアよりはインドアなアスキー編集部にとって、アイスコンテナーを理想的に利用できるシーンはないものか?