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4万円アンダーのホームユース最新NAS選び 第2回

高性能プロセッサーを搭載した4万円アンダーNASをチェックする!

2016年05月19日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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DTCP-IPに対応した
QNAPの2ベイNAS「TS-231+」

フロントアクセスのHDDベイを備えるQNAP「TS-231+」

 「TS-231+」は、昨年登場したモデルで、型番末尾に“+”が付かず、2万台後半になる「TS-231」のプロセッサーやメモリー容量を強化し、アプリなどのレスポンスを向上。さらにDTCP-IPに対応させたモデルになっている。

 DTCP-IPはパケットビデオの「TwonkyMediaDTCP」を導入することで対応。「スカパー!プレミアムサービスLink」に対応しており、チューナーから直接NASに録画することも可能になっている。

 ただ、パケットビデオはDTCP-IP/DLNA対応アプリ「Twonky Beam」の公開と開発の終了を発表済み。DLNA対応NASに採用されている「Twonky Server」などのソフトウェアプラットフォームは、Lynx Technologyに引き継がれているため、大丈夫かと思われるが不安も残る。

 なお、今回紹介するNASのなかでは唯一、フロントからHDDラックにアクセスできるタイプになる。HDD取り付け時はもちろん、不具合発生時も簡単にHDDを交換できる。また、デュアルLAN仕様で転送負荷の分散など、複数のポートトランキングモードをサポートしている。

簡単に抜き差しできるHDDラックを採用。ただ、ロック機構は備えないので、子供が誤って抜いてしまうなんてことも。設置場所には注意が必要かも

フロントには電源スイッチのほか、ワンタッチで接続したUSBデバイスとNASの間でデータのバックアップや同期ができるボタンが備わっている

Gigabit LANポートを2基備え、ポートトラッキングをサポート。Balance-rr、アクティブバックアップなどのモードを選択できる

QNAP「TS-231+」スペック表
CPU Annapurna Labs Cortex-A15(Alpine AL-212) Dual-Core 1.4GHz
メモリー 1GB
LAN Gigabit LAN×2
USB フロント USB 3.0×1、リアUSB 3.0×2
HDMI出力端子 非搭載
ハードウェア
トランスコード
非対応
DTCP-IP 対応(TwonkyMediaDTCP)
寸法 102(W)×225(D)×168.5(H)mm
実売価格 3万5000円前後
製品情報URL https://www.qnap.com/i/jp/product/model.php?II=170

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