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4万円アンダーのホームユース最新NAS選び 第1回

3万円以下で買える格安NASの狙い目はどれ!?

2016年05月17日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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データ保存も動画変換もおまかせ
あると便利な今時のNAS事情

 ネットワーク経由でPCのみならず、スマホやタブレットなどのファイルをまとめて保存でき、共有できるNAS(Network Attached Storage)。

 家庭内ネットワークにつながるさまざまな機器からアクセスでき、設定次第で外出先から動画を見たり、音楽をダウンロードしたりできる。スマホやタブレットをはじめ、リビングのテレビやレコーダーなど、ネットワーク接続が当り前になっているだけに、1台あると超便利。

好みの容量、HDDを搭載できるNASキット

 NASはバッファローなどの国内周辺機器メーカーから登場しているが、注目はNASキットだ。自分でHDDを組み込んだり、使い方にあわせて設定やアプリを導入したりする手間は必要だが、かなり簡略化が進んでおり、導入ハードルは低くなっている。

 そのうえ、高性能なプロセッサーを内蔵することで、リード・ライトの高速化やハードウェアトランスコードを実現している。

 また、リビングのテレビなどと連携できるDLNAやDTCP-IP(一部モデル)、NAS内に保存した動画などをHDMIで接続したテレビで楽しめるメディアプレイヤー機能など、多機能になっている。

 NASキットは、1~2万円台の手ごろな価格帯からあり、ラインナップが豊富なASUSTOR、Synology、QNAPの3社が人気。

 今回は、人気メーカー3社の製品群のなかから、予算や用途にあったベストなNASキットを見極められるよう、冗長性あるRAID1をサポートする2ベイ仕様かつ、4万円アンダーの製品7モデルをチョイス。いろいろと試してみた。

NASキットは簡単に各種設定が行なえるようになっており、アプリの導入も超簡単だ

NASキットの多くは海外メーカー製だが、著作権保護機能のDTCP-IPをサポートする製品が増加中。HDDレコーダーなどで録画した番組をNASに移動することもできる

設定次第で外出先からNASにアクセス。データのダウンロード、アップロードが手軽にできるようになる

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