ネオジャパンは5月11日、同社グループウェア用のデスクトップクライアントアプリ「desknet's NEOクライアントツール」の提供を開始した。エンドユーザーがWebブラウザを起動することなく、新着情報や自分宛メッセージを確認できる。
desknet's NEOクライアントツールは、同社のdesknet's NEO(最新版のV3.5)に対応したアプリケーション。現在はWindows 7/8.1(RT除く)/10と、OS X 10.11.xに対応している。
同ツールはクライアントPC/Macで常駐起動し、desknet's NEOに新着情報がある場合、デスクトップにポップアップ表示してユーザーに通知する。desknet's NEOが備える「ネオツイ」の新着つぶやき、および自分宛のDM(ダイレクトメッセージ)にも対応しており、新着情報をクリックすれば、ブラウザが起動してdesknet's NEO上の当該ページが開く。
ネオジャパンでは、同ツールをdesknet's NEOの標準アドオンとして無償で提供する。製品サイトからダウンロード、インストールすればすぐに利用できる。インストール済みのクライアントツールは、バージョンアップを検知して自動アップデートされる。
なお、オンプレミス型でdesknet's NEOを導入している場合は、管理者がNEOサーバーにダウンロードし、そこから社内配布することができる。
ネオジャパンでは今後、同クライアントツールの機能拡充を図るとともに、モバイルOSなどへの対応も進めていく方針。また同ツールの開発では、オープンソースのHTML5+Node.jsアプリケーションフレームワーク「Electron」を採用しており、今後もElectronベースのアプリケーション開発に取り組んで行くとしている。