このページの本文へ

ズバッと解決! Windows 10探偵団 第102回

おさらいから最新の使い方まで紹介

Windows 10の「仮想デスクトップ」の使い方を教えて

2014年04月25日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Win+Tabを押して「新しいデスクトップ」をクリックすると、2枚目の仮想デスクトップが作成される

調査依頼
仮想デスクトップの使い方を教えて

 ノートPCユーザーなどから、仮想デスクトップのメリットや活用法を教えてくれ、という依頼は頻繁に目にする。「第24回 Windows 10の「仮想デスクトップ機能」の使い方を教えて!でも、取り上げたが、Windows 10 Insider Previewの最新ビルド14316ではいろいろと改良されている。今回はおさらいから最新の使い方まで紹介しよう。

2枚目の仮想デスクトップに、Edgeブラウザを開いてみた。1枚目のデスクトップには何もない。Win+Ctrl+←/→キーで左右の仮想デスクトップに切り替えられる

 仮想デスクトップは、1枚のディスプレーで仮想的に作成した複数のデスクトップを切り替えて利用する仕組み。マルチディスプレーのような使い勝手を実現してくれるのだ。ディスプレーの数は変わらないのだが、多数のアプリを起動するような人なら、快適に運用することができるかもしれない。

サムネイルを右クリックし、「このウィンドウをすべてのデスクトップに表示する」をクリックする。ここではEdgeブラウザを全画面に表示させてみる

すべての仮想デスクトップに同じウィンドウが表示された。それ以外のウィンドウは個別に管理されたままだ

 例えば、1枚目のデスクトップにはブラウザとEvernoteのみを開いて情報収集。2枚目には資料のPDFを開き、パワーポイントでプレゼンを作成。3枚目はゲームとTwitterアプリなどプライベートアプリを並べておく、といった使い分けが可能。いちいちウィンドーを閉じたり開いたり、リサイズしたりせず、使いやすいようにセットされたデスクトップを切り替えられるのは便利だ。

 仮想デスクトップを作成するには、Win+Tabを押して「新しいデスクトップ」をクリックする。Win+Ctrl+DのショートカットキーでもOKだ。仮想デスクトップの切り替えは、Win+Tabを押してサムネイルをクリックしてもいいのだが、Win+Ctrl+←/→キーで左右にスライドさせる方が手軽だ。

 また、Windows 10 Mobile Insider Previewの最新ビルドでは、特定のアプリやウィンドーをすべてのディスプレーに表示する機能が追加されている。Win+Tabを押してサムネイル画面で右クリックメニューから設定できる。ブラウザやTwitterアプリなど、どの画面でも必ず開いておきたいアプリがある場合に便利だ。


これでズバッと解決!

 仮想デスクトップを作成するには、Win+Tabを押して「新しいデスクトップ」をクリックする。Win+Ctrl+DのショートカットキーでもOKだ


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン