電力自由化の新規参入会社紹介の7社目は、KDDIによる電気プラン「auでんき」。雷様のバイトもしている鬼ちゃんも応援中の電力サービスだ。
KDDIといえばもちろん携帯電話。電気料金とセットにすることでau WALLETへキャッシュバックされるほか、専用のスマホアプリも用意されている。それではKDDIの電力サービスを紹介しよう。
電気料金に応じてau WALLETへ最大5%のキャッシュバックとなるauでんきセット割
KDDIでは入会金・年会費無料のau WALLETプリペイドカードを発行している。このプリペイドカードには、携帯料金1000円に対して10ポイントのキャッシュバックが行なわれているが、「auでんき」とセットにした「auでんきセット割」を申し込むと、さらに電気料金に応じたポイントのキャッシュバックが行なわれる。
キャッシュバックされるポイントは、電気料金が月額5000円未満が1%、5000~7999円が3%、8000円以上が5%となる。仮に月に1万円の電気料金を支払っているとすれば500円のキャッシュバックになるということになる。
さらに関西電力エリアでは現在キャンペーンが行なわれており、5月31日までに「auでんき」に申し込んだ場合、月額8000円以上の電気料金で12%のキャッシュバックとなる。月に1万円の電気料金なら1200円ものキャッシュバックとなる。
ただし、電気の基本料金などには変更はなく、割引はこのキャッシュバックによるポイント還元のみなので、「auでんき」を申し込んでも電気料金は変わらない。
電気の使用状況がすぐわかる専用アプリを用意
KDDIでは、スマホやタブレットPC、PCなどから電気使用量などが確認できるアプリが提供されている。これを使うことにより、いつでも電気使用量を確認したり、省エネ方法などをチェックできる。
このアプリでは、電気使用量の実績を日、週、月、年で見ることができ、今月の料金の予測などを計算できる。また、環境の似ている家庭と比較したり、その環境に適した省エネの方法をオススメしてくれる機能もあるので、こまめにチェックすることで電気料金を抑えるのに役に立つ情報が提供される。
「auでんき」の請求は、ほかの携帯電話などのauの請求とまとめることができるので、管理についてのわずらわしさはない。
現在auの携帯電話などを使用している人は一度シミュレーションなどを行なって検討してみてもいいが、割引率などはそれほど高いわけではないので、きちんと他社と比較した上で契約することをオススメする。
次回は、ミツウロコグリーンエネルギーの電気サービス「ミツウロコGEの電気」について解説する。