キヤノンは4月21日、毎分38枚印刷の高速A4カラープリンター「LBP712Ci」、毎分62枚印刷のA4モノクロプリンター「LBP352i」など、業務用レーザープリンター「Satera」シリーズ新製品10モデルを発表した。
キヤノン史上最速の1枚目印刷「LBP712Ci」
「LBP712Ci」は高速プリントが特徴のレーザープリンター。A4カラー片面を毎分38枚、A5カラー(横方向)が毎分59枚印刷できる。ファーストプリント(1枚目の印刷)時間は、キヤノン史上最速の6秒(A4片面カラー)だ。また、最速2秒以下の起動時間、印刷画質の向上、現行機に比べて約20%縮小したというコンパクトサイズも特徴としている。給紙枚数は740枚(最大2660枚)。
調剤薬局での薬情印刷、小売店のPOP印刷などの用途を想定している。価格は15万9840円で、発売は7月中旬。
「LBP352i/351i」
「LBP352i」は、Sateraシリーズ最速という毎分62枚印刷が可能な高速モノクロプリンターだ。幅415mmのコンパクト設計と、最大3800枚の大容量給紙を特徴としている。ファーストプリントは7秒以下。起動時間は12秒以下で、スリープモードからは0秒で復帰できるという。価格は19万2240円。
「LBP351i」は毎分55枚のモノクロ印刷が可能。最大給紙容量は同じく3800枚で、幅は454mm。ファーストプリントは7.2秒。価格は13万8240円だ。
両機種とも、4月22日から販売を開始する。
「MF511dw/417dw」
MF511dwは、毎分40枚印刷が可能なA4モノクロ複合機だ。別売カセット最大3段と手差しトレーで最大1600枚まで給紙できる。
無線LANに対応しモバイル機器からのプリント(AirPrint、Googleクラウドプリント、Canon PRINT Businessなど)に対応した。価格は9万6984円。5月中旬から販売を開始する。
417dwは毎分33枚印刷が可能。最大給紙容量は1050枚。無線LANに対応している。価格は6万4584円で、5月中旬に発売する。
A3カラー、A4モノクロ機の後継モデルも登場
このほか、Wi-Fi対応のA4モノクロプリンター「LBP252/251」、高速出力と低消費電力を特徴とするA3カラープリンター「LBP843Ci/842C/841C」も発表。いずれも5月12日から販売を開始する。価格は、LBP252が3万4344円。LBP251が2万6784円。LBP843Ciが22万4640円。LBP842Cが19万2240円。LBP841Cが9万1584円。