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微妙な階調の差も再現するsRGB比95%ディスプレー

「DAIV」のノート1台で、理想のクリエイティブ環境を丸ごと手に入れた

2016年04月25日 11時00分更新

文● 山口優、編集●鈴木誠史/ASCII

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sRGB比95%という色再現性の高さが特徴の15.6型ディスプレー

ワンランク上の性能でクリエイティブ作業が超快適

 sRGB比95%のIPSディスプレーを搭載し、画像ソースが持つ本来の色を忠実に再現できるのがDAIV-Nの特徴だ。さらに、本記事で試用する「DAIV-NG5600H1」はデスクトップ用ハイエンドCPUのCore i7-6700Kを搭載し、負荷の高い作業も快適に行なえる。またGeForce GTX 965Mを搭載することで、Photoshopなどでの高速データ処理も期待できる。

 USB 3.0端子×4に加え、その倍の転送速度を実現した次世代規格USB 3.1 Type-C端子を搭載するなどインターフェースも充実している。4K/60Hz出力に対応したHDMI 2.0端子、最高で毎秒312MBの高速転送が可能なUHS-II対応カードリーダーもある。クリエイターにとって必要な要素を1台につめこんだパワフルなマシン、それがDAIV-Nだ。

左側面には、有線LAN端子、USB 3.0端子×2、USB 3.1 Type-C端子、UHS-II対応マルチカードリーダー、USB 3.0/eSATA端子がある

右側面には、USB 3.0端子、S/PDIF出力端子、ヘッドホン、マイク、ラインイン端子を備える

4K/60Hz出力に対応したHDMI 2.0端子、DisplayPort×2、電源端子は背面に配置

キーボードはブルーのバックライトを内蔵。テンキーも搭載している

色空間が広いディスプレーは写真編集に最適

 DAIV-NのsRGBカバー率は95%。クリエイター向けの高額な単体ディスプレーならsRGB比90%以上の製品も珍しくないが、ノートPCでこれだけ色域の広さにこだわったものはかなり珍しい。ディスプレーの色域を色度図作成ソフト「ColorAC」でグラフ化してみたところ、図のようになった。

DAIV-Nの色域を表した図。黒の実線がDAIV-Nの色域、破線がsRGB、紫の線がAdobeRGBの色域を示している

 図を見ると、sRGBに近い色域を持っているのがわかる。ただしG(グリーン)の値は少しずれており、完全に重なっているわけではない。そのためsRGBカバー率(sRGBの色域と重なる領域の比率)は95%より、もう少し低いようにも見える。

 画面に新緑の画像を表示させた際、若干だが鮮やかな緑が本来の色から変わって再現された。もっとも、その違いはごくわずかで、sRGBカバー率100%のディスプレーと見比べてようやくわかる程度だ。単独ではまず気がつかないし、写真編集作業時も気にならなかった。

 逆に、黄色から赤の領域がsRGBやAdobeRGBよりも広く、飽和しやすい鮮やかな赤色などもきれいに再現されるのに驚いた。ディスプレーによっては階調がなくなりベタッとなりがちな赤い花も、DAIV-Nはきちんと再現していた。

 なんにせよ、非常にクオリティの高いディスプレーであることは間違いない。写真や映像の色味をきちんと確認しながら編集したい場合などに、DAIV-Nは大きな力を発揮してくれるはずだ。

Photoshopでレタッチしているところ。一般的なノートPCのディスプレーでは気づきづらい微妙な色の違いもわかりやすかった

 特にPhotoshopでレタッチする際、一般的なノートPCだと気づかないような微妙な階調の差がわかりやすく作業が捗った。実際に、別のノートPCでレタッチした画像をDAIV-Nで開いたところ、気づかなかったレタッチの跡がうっすら見える……ということもあった。

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