このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

もう少しメリットを探してみます。

動画ダメ、ラジオはOK、Chromecast AudioをPCで使う方法

2016年04月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Chromecast Audioは、Bluetoothとは違うんだ!

 前回はそのあたりを力説させていただきました。Chromecast Audioは、ネットワーク・オーディオ・プレイヤーなのであり、無線LANにつないで、ネットワーク上にある音源を再生するもの。Bluetoothは、スマートフォンのような端末と直接つないでスマートフォンの音を再生するもの。そこが決定的に違います。

 その違いからくる実用上の利便性は、再生中に着信があろうが、ウェブのブラウズ中に動画の再生が始まろうが、それまで聴いていた音楽の再生が止まらないことだと感じました。ほかにもメリットはいくつかありますが、私がChromecast Audioを使う一番大きな理由はそれです。ホント快適。

 ただ、そうしたメリットが活きるのは、Chromecast Audioに対応するサービスのみ。今のところGoogle Play Music、AWA、うたパスといった定額配信サービス、そしてNPR One、Tunin Radioといったネットラジオくらいしか対応していません。特に日本ではコンテンツが選べない。

 それでもAndroidユーザーにはメリットが大きいと思います。アプリが対応していなくても、端末自体の音をストリーミングできるから。Chromecast Audioならではの使い勝手は得られなくても、最低でもBluetoothのようには使えるということです。

 iPhoneなどiOS端末のユーザーの場合は、対応アプリがなければまったく使えませんが、先に挙げた定額配信サービスやネットラジオをよく聴くのなら、そのメリットを享受できます。

 では、パソコンの場合はどうなのか? というのが今回の話です。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中