ファン騒音値
最後はCPUの冷却性能とともに、CPUクーラー選びのポイントとなるファンノイズだ。
アイドル、高負荷時ともにトップはCRYORIG「M9i」になっている。負荷テスト中でも最大で34.1dBAと静かなので、深夜の作業も余裕でオッケーだ。
また、テスト中のファン回転数は最大で1383rpmと低速で、スペック最大の2200rpmまでに余裕あるので、軽いオーバークロックや、動作クロックがアップするであろうインテルの次期CPU「Kabylake」(Skylake-refresh)、TDP 95WのAMD APUなどもオッケーだろう。もちろん、ファンの回転数がアップすれば、騒音値が大きくなることは忘れないでおこう。
PCケースにもよるが、40dBAアンダーとなった「SHADOW ROCK LP」、「MACHO 90」、「NH-L9x65」も狙い目。PCケースの吸排気ファンに、静音仕様の製品を使ったり、ファンコントロールしたりといったことは必要になるが、静音PCを目指せるだろう。
この連載の記事
-
第2回
PCパーツ
小型&薄型タイプのCPUクーラー9製品を見極める!【第2回】 -
第1回
PCパーツ
小型&薄型タイプのCPUクーラー9製品を見極める!【第1回】 -
第-1回
PCパーツ
2015年CPUクーラー最強王座決定戦(小型&薄型タイプ編) - この連載の一覧へ