AMDのSocket FM2+対応APU最上位モデル「A10-7890K」の販売が本日18日(金)からスタートした。定格クロックで4GHzを実現したAPU最速モデルで、CPUクーラーには高冷却がウリの「Wraith Cooler」が付属する。
「A10-7890K」は、Godavariコア採用のSocket FM2+対応APU最上位モデル。定格クロックは4.10GHzに、TurboCore時のクロックは4.30GHzを実現。統合されるGPUは、コアクロック866MHzのRadeon R7。そのほか、4コア、L2キャッシュは4MB、TDPは95W、メモリーはDDR3-2133MHzに対応する。
また、CPUクーラーは先日発売されたSocket AM3+対応の「FX-8370」でも採用されている「Wraith Cooler」。従来のリテールクーラーに比べて空気流量を34%増加させ、放熱しやすいように表面積を24%拡大している高冷却モデルだ。
ただし、Mini-ITXフォームファクターのマザーボードなどではメモリーと干渉する恐れもあるので注意が必要だ。そのほか、パフォーマンスについては「CPUクーラーが変わったAMD「A10-7890K/7860K」の性能」で詳しく紹介しているので参照してもらいたい。
なお、下位モデル「A6-7470K」も発売中。2コア、L2キャッシュは1MB、TDP 65W、定格クロックは3.7GHz、TurboCore時のクロックは4.0GHz。統合されるGPUは、コアクロック800MHzのRadeon R5という製品。「A10-7890K」同様、K付きのリックフリー仕様だ。
価格および販売ショップは以下の通り。
価格 | ショップ |
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「A10-7890K」 | |
¥19,950 | パソコンショップアーク |
¥19,958 | ドスパラ パーツ館 BUY MORE秋葉原本店 ツクモパソコン本店 ツクモDOS/Vパソコン館 TSUKUMO eX. |
「A6-7470K」 | |
¥8,610 | パソコンショップアーク |
¥8,618 | ツクモパソコン本店 ツクモDOS/Vパソコン館 TSUKUMO eX. |