チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2月25日、新たな「15000」「23000」アプライアンスシリーズを発表した。
新製品は、ハイエンド・エンタープライズおよびデータセンターのネットワークを独自のアプローチで保護する。パフォーマンスやアップタイムを損なうことなく、広範で高度な脅威対策を専用プラットフォームとして提供するとしている。
主な特長としては、「業界最先端」の脅威対策を実現。ファイアウォール、侵入防御システム(IPS)、アンチボット、アンチウイルス、アプリケーション制御、URLフィルタリング、サンドボックス技術が完全に統合され、高い保護性能を提供するという。
また、増加傾向にある暗号化データに対応し、パフォーマンスを損なうことなく、暗号化トラフィックを検査できる。さらに将来を見据えた拡張性を備え、包括的な冗長性、柔軟なネットワーク接続、リモートからの機器管理、40Gの拡張カードといった設計指針を採用し、将来にわたって強固なセキュリティ基盤を築くとしている。
15000シリーズは「15400」「15600」の2モデルが用意され、実運用を想定した条件で最大2.2Gbpsの脅威対策スループット、最大28Gbpsのファイアウォール・スループットを実現。価格は744万円(税別)から。
23000シリーズは「23500」「23800」の2モデルが用意され、最大3.6Gbpsの脅威対策スループット、最大43Gbpsのファイアウォール・スループットを実現。価格は1733万円(同)から。いずれも同日から受注を開始する。