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T教授の「戦略的衝動買い」 第368回

3G対応になった無敵のイエデンワ「ホムテル 3G」を衝動買い!

2016年02月24日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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テザリング機能搭載で
ポータブル無線LANルーターとしても使える

ネットワーク設定の中でも一番利用するのは「テザリング」かもしれない。まず設定メニューでテザリングの設定を行ない、起動メニューでテザリングをスタートする。テザリング方式は「オープン」と「WPA2-PSK」をサポート

 さて、すでにここまでで、ホムテルのおおよその機能や設定はご理解いただけたと思うが、一番大事な機能とその設定が最後にご紹介する「テザリング」機能だ。

 すでにご存知の読者諸兄には釈迦に説法ではあるが、一口で言ってしまえば、“スマホなどの端末を無線LANルーターとして便利に使える機能”のことだ。

 ホムテルは標準でその機能を搭載しており、誰もが簡単にWi-Fi機能しかないタブレットやガジェットなどを使いホムテルを中継機器としてインターネットアクセスを実現できるのだ。

 テザリング機能の設定と実行は、メインメニューの「(5)ネットワーク設定」の中の、5番目のメニューである「テザリング」で実現できる。

 テザリングのメニューの中には「起動」「設定」「ステータス」の3つのメニューがあり、初めての場合はテザリングの「設定」を選択する。

 ホムテルのテザリング方法は、「オープン」と最新の堅固なセキュリティーを実現した「WPA2-PSK」(Wi-Fi Protected Access 2 Pre-Shared Key)の2つから選択可能だ。

初期SSIDと初期パスワードはホムテル本体の底面にシールで貼られている

初期SSIDと初期パスワードはホムテル本体の底面にシールで貼られている

 スマホやタブレットなどのクライアントからホムテルにアクセスする時に必要なSSIDやパスワードは、出荷時に設定済みでホムテル本体底面のシールに記述されている。

テザリング方式を選択したら、同時に出荷時の初期SSIDと初期パスワードは使用時には変更する方が望ましい

新しいSSIDとパスワードの設定を済ませ、チャンネルを指定すればテザリング設定は終了だ

新しいSSIDとパスワードの設定を済ませ、チャンネルを指定すればテザリング設定は終了だ

 しかし、一度テスト稼働させた後は、これらをすぐに変更しておくことをおすすめしたい。自分専用のSSID、パスワード、チャンネル設定が終了すれば、テザリングのための設定はすべて終了だ。

設定が終了すれば、「起動」を選択するだけでテザリングが開始される

 戻るキーでテザリングメニューに戻って、「起動」を選択すれば、ほどなくテザリング状態になって、ホムテル本体の液晶画面上部にWi-Fiのイメージの3Gテザリングアイコンが表示されるはずだ。

 続いてインターネットに接続しようとしているスマホやタブレットなどのWi-Fiクライアントの設定画面を開き、Wi-Fi機能をオンにして、先ほど新しく命名したテザリング中のホムテルのSSID名称を探してみよう。

クライアント側で先ほど設定したSSIDを探して選択すると、テザリングが開始され、クライアントからインターネットに接続できるようになる

 発見できたら、それを選択し、事前に設定したパスワードを入力すれば無事接続されるはずだ。

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