形状が変わっただけじゃない? 実機はすでに販売中!
初代との違いは? 新しいChromecastとChromecast Audio詳細レポ
2016年02月18日 16時30分更新
グーグルは2世代目となるHDMIドングル「Chromecast」と、オーディオ再生に特化した「Chromecast Audio」の日本発売を発表しました。会場では、実際の製品の展示やデモが行われていたので、詳細をお送りします。
ワイヤレス性能がアップし、
HDMIまわりがスマートになった「Chromecast」
Chromecast(第2世代)は初代に比べ、円形でよりChrome(のアイコン)らしいデザインになっています。ブラック、レモネード(黄)、コーラル(赤)と3つのカラーバリエーションが用意されていますが、コーラルはGoogleストア、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、楽天。レモネードはGoogleストアのみ(2月19日から)の販売となります。
形状こそ変わったものの、給電用のマイクロUSBを挿してテレビにつなげれば即待機状態になるというシンプルさは初代Chromecastから引き継がれています。
内部も改良が施されており、おもにワイヤレス機能が向上。IEEE802.11acをサポートし、2.4GHz&5GHzのデュアルバンドに対応。内部には3本のアンテナが切り離して配置されており、周囲の電波環境にあわせて使用するアンテナを切り替えているとのこと。
初代と第2世代でキャスト(映像などのコンテンツを飛ばすこと)できるものに違いはないようですが、第2世代はスマホで対応アプリを開いたときからユーザーの見るコンテンツを予測して事前にChromecast側に読み込みを開始する「Fast Play」に対応。初代より早くコンテンツの再生を開始できます。
また、キャストできるコンテンツも徐々に増えており、同社によれば数千種類のAndroidとiOSアプリが公開されているとのこと。なかでも最近はChromecastを使ったゲームアプリも続々と公開されており、会場では「Angry Birds Friends」や今後公開予定の「ファイナルファンタジー XIII Google Cast Edition」のデモが公開されました。どちらもゲーム画面がテレビで表示され、スマホ側がコントローラーの役割です。