「Valentine party ~芸映ファン感謝祭~」でCupitronがきらきライトを紹介
アイドルイベントで見たバーサライタ機能付きペンライト「きらきライト」が凄い
2016年02月18日 17時00分更新
飯島氏にいろいろ聞いてみた!
イベントには、きらきライトを開発した飯島氏も来ていたので、少しきらきライトについて聞いてみた。
ーーそもそもきらきライトを作ろうと思ったきっかけを教えてください
飯島:カラオケですね。
ーーえ、カラオケなんですか?
飯島:そうです。私自身、タンバリンなどを持って盛り上げるのがどうも苦手で、デジタルの力で盛り上げることができるかなと思ったんです。それがきっかけですかね。最初は市販のペンライトを買ってきてばらしてみるところから始めましたね。
ーーきらきライトの特徴はなんですか?
飯島:やっぱり、プログラミングをしなくてもデータが入ったMicroSDカードを入れれば使える点ですかね。あとは大きさです。この大きさでプログラミングをせずに使える製品は多分ほかにないはずなんで。
ーークラウドファンディングではきらきライト・コアとリモコンのセットがメインですよね。個人的には今日のイベントみたいにライブで振るようなサイズのペンライト型がほしいです!
飯島:確かに、ペンライト型を求められる声は多いので、今でも悩んでいるんですが、コストの問題で難しくなるんです。まずはきらきライト・コアを販売し、みんなの反応をみてペン型の販売も検討しようかなと思っています。
ーー開発で苦労したのはどんなことですか?
飯島:マーケティングですね。最初市販のペンライトをバラシてみたときは、ちゃっちい作りだなと思ったんですが、いざ自分で作る側という逆の立場になると、このペンライトすげーってなりました。実際に作るために金型などを調べて作るとなると、それはそれは大変で。ペン型ライトを作っている会社に聞いてみたりもしたんですが、やっぱりどうしても5000本や1万本のロットじゃないと、量産効果が得られず1本あたりの単価が高くなってしまいますので……。
作る側になると物の見方がずいぶんかわりますよ。100円均一のプラスチック容器など、これを100円で販売するってどうやって作ってるんだろうって。もちろん企業だと部品の製造費用も難なくだせますけど、個人となると厳しくなってきますから。
ーー今回はペン型ライトという形でしたが、今後きらきライトの別の発展形など考えていますか?
飯島:まずは、製品を仕上げてちゃんと販売しないと次に進めないので。正直きらきライトは1年半くらいやってますけど、その間に新しい技術が登場し、世の中に様々なデバイスが世の中に出ているので、そっちを開発したいなーと思うこともありますよ。まったく別の製品でも、きらきライトで培った経験は活かせますから。
ーーきらきライトの発展ではなくて、技術や経験を踏襲してまったく別のものを作っちゃうんですね
飯島:そうですね。でも、きらきライトをウェブ上で紹介していると、色んなことに使ってみたいという人が結構増えてきたので、おもしろそうな取り組みがあればぜひやってみたいですね。でも、とりあえず仕上げないといけないので、今後はぼんやりとしか考えてないですけど。
あ、でもライブやカラオケだけでなく、子供をあやすのにもオススメです。泣いている赤ちゃんにきらきライトをみせると、なぜかはわかんないんですけど、泣き止みました。
ーー確かに! 赤ちゃん急にきらきライトみせられたらビックリして泣き止みそうですね
飯島:そうですね。きらきライトをヒモで結んで、くるくる回せば子供をあやす用途としても使えますよ。また、簡易的ですけど、スマートフォンアプリできらきライトを操作することも考えています。
ーー今後もきらきライトを使ったイベントなどはあるのでしょうか
飯島:そうですね。Cupitronはテクノ系アイドルで、ライトが付いた衣装を着ていたりもするので、親和性はあると思っています。また、ほかの企画も考えていきたいです。きらきライトは、一部の方にはとても詳しいところまで知っていただいているのですが、まだ認知度が足りないと思っていますので、多くの人の目に触れる企画は考えていきたいですね。
ーーありがとうございました
ユーザーによって使い方も様々なきらきライト
きらきライトは、きらきライト・コアを入れる外箱をオリジナルで作ったり、デコレーションしてみたり、イベントで使うようなペン型ライトにしてみたりと、ユーザーがそれぞれの進化形を模索できるのもおもしろいポイントだろう。興味がある人はぜひクラウドファンディングでサポートして、ライブで推すアイドルの名前を表示して振ってみたり、ロマンチックな場所で使ってみたり、子供をあやしたりと、それぞれの使い方で試してみてほしい。