ポタ研の愛称で親しまれている“ポータブルオーディオ研究会 2016冬”が2月13日に東京・中野サンプラザで開催された。主催はフジヤエービック。
展示は15Fの1フロア(一部イベントは別の階で開催)に収まっており、ヘッドフォン祭と比較するとコンパクトだが、新製品を展示しているメーカーは多かった。気になる製品をまとめよう。
重たいAK380 Copperがさらに重量級に
アユートはAstell&Kernブランドの「AK380 Copper」を展示。実売価格55万円弱のド級プレーヤー。銅製でずっしり重い。さらに届いたばかりという純正アンプも参考展示していた。合体させると重厚感がすさまじく、もはや凶器……。音質もチェックしてみたが、単体よりも中低域の腰が据わる印象がある。当然だが追加する意味はあるようだ。アンプの価格や発売時期に関しては未定。
アユートはDITA Audioの新製品「DITA Brass」も展示。筐体に黄銅(真鍮)を使っている。ダイナミック型フルレンジで、DITA Answerなど既存製品とユニットは変わらないそうだが、素材変更によってより力感があり、芯の通ったサウンドになった印象がある。なお線材についても変更されているとのこと。価格や発売時期については未定。