続いて登壇したのは第一商品開発本部技術戦略部の杉本繁伸氏。「LAVIE Hybrid ZERO」用フラットカバーキーボード開発に関してプレゼンした。フラットカバーキーボードはカバーとしての役割を維持しつつ、厚さ3.5mm、重量187gというスペックを実現している。
要求使用はスタンド込みで200g以下、厚さは3mm以下で軽量化を優先するためポインティングデバイスは非搭載
試作品は重量328gと重く、ゼロストロークのキーボードは打鍵館が硬く疲労感を伴う問題点があった
スタンド部分はキーボードから引き出すタイプに
クリック感を付加するため、メタルドームスイッチを採用
紙製のモックで実現性を検証
見込み重量で201.7gと200gを達成する見通しが立った
メタルドームを実装したキーボード構造の検討
第2試作は重量178g。ただしキーボード面がフラットという問題点があった
ポリウレタン表皮にエンボス加工を施すことでキー形状を実現
メタルドーム周囲にスリットを追加して分割することでキー形状と有効範囲を一致させた
製品版重量は187gで厚さは3.5mm。キーピッチは17.5mmを確保している
1月21日15時から、専用色“プレシャスゴールド”が選択できるNEC Direct専用モデル「LAVIE Direct HZ(D)」も受注を開始した。CPUはCore m5-6Y54(1.1GHz/最大2.7GHz)、メモリーは8GBにスペックアップされ、LTE/3G搭載モデルも選択できる。
直販モデルの「LAVIE Direct HZ(D)」