もう実現手段のほとんどのネタは尽きたと思われる折りたたみ式キーボードだが、ここにいたってLGから「Rolly Keyboard」と名付けられた“くるくる”と丸められるコンパクトなスティック形状のキーボードが出荷された。予約衝動買いした筆者宅には、筆者の出張中に届いた。
箸箱のようなスタイルで持ち歩ける「Rolly Keyboard」
Rolly KeyboardはBluetooth接続により、Android、iOS、Windows搭載のほぼすべてのスマホやタブレット機器に対応している。また、Fn(ファンクションキー)とほかのキーとの組み合わせで、機種固有の機能を実現しているところは他社のマルチOS対応のキーボードと同様だ。
パッケージもキーボード本体のスティック形状を想像させる極めてシンプルなモノで、開梱すると内部にはRolly Keyboard本体と、小さな文字でびっしりと詰まったけっこう詳細な日英の取説の2つが出てくる。
キーボード本体は、横一列縦4段のキー列を古代の中国にあった竹簡のようにくるくると丸めて、マグネットの機能で細長い四角柱にまとまる構造を採用している。四角柱の形状からキーボードの最下段になる列を1段だけめくってみると、なんとなくお一人様用の箸箱のようなイメージだ。
マグネットでくっついた4段のキー列を順番にめくって机上に展開してゆくと、なんとごく普通のQWERTYキーボードが出現する(上の動画参照)。
キートップに何も文字が記載されていないキーが、キーボードの両端に8個あるが、これらのキーはキートップがすべてマグネットになっていて、くるくるとRolly Keyboardを巻いた時にガッチリとスティック状になるように作られている。
筆者は、「iPad Pro」を購入した時(関連記事)、堅牢だが重量級のロジクールのキーボードを同時に購入したが、その代わりに5分の1近く軽いRolly KeyboardをiPad Pro用のモバイルキーボードとして活用しようと考えている。
(次ページに続く、「Surface用のキーボードとしても十分実用可能」

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