インターネットイニシアティブ(IIJ)は12月15日、同社の販売するモジュール型データセンター(DC)「co-IZmo/I(コイズモアイ)」の電源や空調設備などの監視/運用/保守を行う「IIJデータセンターファシリティ運用管理サービス」の提供を開始した。
IIJでは2014年度から、顧客敷地内に設置できるモジュール型DCとして、間接外気冷却方式を採用したco-IZmo/Iを国内外で販売している(関連記事)。
今回開始する運用管理サービスは、IIJ監視センターからのco-IZmo/Iの遠隔監視、24時間365日対応のオンサイト保守、年1回の定期点検、予備品の事前配備を行うもの。遠隔監視では、モジュール型DCの電気/空調設備といったファシリティや、内部の温湿度、消費電力などを遠隔で監視/運用する。サービス料金は個別見積もり。
IIJでは今後、監視結果に基づき、設備の適正評価や温度設定の最適化など、より省エネを推進するための提案にも同サービスを拡大していく予定としている。