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池澤あやかのガチでギークな日々 第3回

池澤あやかの自由研究:Olympus Airでセルフィーをするならどのレンズが最適?

2015年12月20日 10時00分更新

文● 池澤あやか 取材● 中山智 編集● 鈴木誠史/ASCII

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一眼ならではのボケ感がお気に入りです

 こんにちは、池澤です!

 前回お伝えしたとおり、私は『NEXT SELFIE PROJECT』のプロジェクトリーダーに就任したので、最近はもっぱらOpen Pratform Cameraの『Olympus Air』を使ったセルフィーの研究中です。Olympus Airを使うと、ちょっといい質感でセルフィーすることができます。

 冒頭の写真はOlympus Airと、開発中のセルフィーアプリで撮影しました。アプリには、画面を左右にフリックするとフィルターを切り替えられる機能がついています。

スマホとカメラは、スマホストッパーを利用したオリジナルアクセサリーで固定します

スマホストッパーを逆さにつけて、固定!

 このアクセサリーはプロジェクトメンバーのひとり、日本大学藝術学部准教授の細谷 誠さんが3Dプリンターでつくってくれたプロトタイプです! これは金属にしてみたら、けっこうオシャレないいアクセサリーになるかもしれません。

 今回は開発中のアプリケーションとアクセサリーを、女子大生のみなさんに試してもらいました。

Open Pratform Cameraに協力してくれる女子大生、名付けて「OPCGirls」のみなさん!

 OPC Girlsに昨今の女子大生のセルフィー事情をうかがうと、ひとりでセルフィーしてInstagramなどのSNSにアップする人もいるけれど、それよりはみんなでセルフィーする人がわりと多めだそう。今日来てくれたOPCGirlsも、みんなでセルフィーを撮る機会は結構多いようです。そのあたりは人によりけりなんだとか。

 まずはOlympus Airで使用できる交換レンズをいろいろと用意してもらったので、試してみましょう。

 まずはズームレンズの『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ』を使ったセルフィー。

 このレンズはもともとOlympus Airのレンズキットについてくるレンズですね。スマホと比べると、普通に高画質です。ひとりセルフィーや少人数のセルフィーに向いています。

 こちらは短焦点レンズの『M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8』を使ったセルフィー。先ほどのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZと似た質感ですね。でも、こちらのほうが明るいレンズのせいか、背景のボケ感がいい味を出しています。やはり少人数でのセルフィーに威力を発揮します。

 続いてフィッシュアイ ボディキャップレンズの『BCL-0980』を使ったセルフィー。背景もボケずにちゃんと写ります! 大人数でのセルフィーにも向いています。

 個人的にはこの17mm F1.8レンズのボケ感をいかしつつ、大人数でセルフィーできたら最高なんだけどなー。もどかしいです。

 Olympus Airで撮った写真はとても鮮明に写ってしまうので、既存のカメラアプリでちょっと美肌効果をつけるととてもいいです。個人的には、Olympus Airで撮ったセルフィーは、Beauty Plusというアプリとの相性がいい気がします。

Olympus Airで撮ったボケ感のある写真(左)をBeauty Plusで加工(右)

 OPCGirlsのみなさんには撮影を試してもらったあとも、「今のアプリケーションやアクセサリーの改善点」や「あったほうがいいかもと思うフィルターや機能」についての話し合いに参加してもらうなど、たくさん協力して頂きました! ありがとうございます!

  次のミーティングでは、今日の反省をもとにアプリケーションやアクセサリーをアップデートさせたいと思います!

 女優の池澤あやかさんは慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)卒の才媛で、プログラミングができる特技を生かして独自の立ち位置で大活躍中! 特に好きな言語であるRuby界では女神と呼ばれています。プログラミングの楽しさを紹介する初の単独著書、『アイディアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)が販売中。

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