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ホンダ最強のFF車「シビック Type R」を写真で見る
ホンダのシビックといえば、FFホットハッチの代名詞的存在であり、その中でもType Rと付くグレードは最上級のスポーツモデルとしてシリーズの頂点に君臨してきた。ときは流れ、シビックにも様々な規制が入ったり、マーケットの拡大だったりで、昔のコンパクトさはなりを潜めデザインも大幅に変わってしまったが(4ドアだし)、それでも「シビック」と聞くと、クルマ好きはワクワクせざるを得ないだろう。
今回のシビック Type RはFF車では世界最速クラスのスペックを誇る。エンジンは直列4気筒 2リッターにターボを装着、最高出力は310馬力、最大トルクは40.8kgm(2500~4500rpm)、0-100km/hの加速は5.7秒で最高速度は270km/hにも達する。世界中のクルマのベンチマークコースと言えるドイツ・ニュルブルクリンク北コースではルノー「メガーヌR.S. トロフィーR」が持つ記録を破り、FF量産車最速の称号を手にしている。
詳しいインプレッションは後日紹介するとして、今回はフォトレポートでシビック Type Rの魅力をお伝えしよう。
シビックと言えば、昔のEK-9とかEG-6とかのイメージで止まっているオッサン(筆者)には新鮮なリアビュー
前後ともに空力が考えられたエアロパーツが装着されている
ダウンフォース欲張りすぎな巨大なウィングに、フロアの空気の流れを調整するデフューザー
いまどきの鋭い目つきのライトと、欧州車っぽいリアライト
これらのエアダクトはダミーではなく、しっかり空気が通るようになっている
タイヤサイズはなんと235/35R19! ホイール19インチとか、タイヤ代が恐ろしい
元々シビックは実用的なクルマなので、リアトランクの容量は大きい。また、内装にはアルカンターラがふんだんに使われている
空力を考えられたミラー。そして、リアドアの取っ手はデザインのためか、ドアとほぼ一体化している
ボンネットの中に鎮座するのは、ホンダがチューニングした直列4気筒2リッターターボエンジン
わかりづらいがタービンとそれを制御するパーツ
エンジンの手前側のパイプは、PCで言うところのヒートシンクの役割をはたす
その気にさせるコクピット
アルミのABCペダル
カーナビは標準搭載。こちら、Apple CarPlayに対応する
シフトの奥にはシリアル番号が! この車体はデモカーなので、0000となっている。レアだ!
鮮やかな赤のセミバケットシート
リアシートは、さすがに窮屈そうだ
最近主流のポチッとな!でエンジンに火が入るシステム。クラッチを踏んでいないとエンジンはかからない
エンジンスタートとともに、カーナビの画面に表示されるType Rの文字。アガる!
この「+R」スイッチを押すと、インパネのイルミネーションが変わるだけでなく、足回りやエンジンなどが本気モードに変わる
ステアリングにはスイッチがいっぱい。クルーズコントロールもある。なお、Apple CarPlayもこれらのスイッチで操作できる
ダッシュボードの奥に、デジタルメーターと各種インフォメーションが表示される
ラップタイムやゼロヨンのタイムを測れるモードもあるようだが、これは完全にサーキットユースだ
左側の円はGセンサー。今、クルマにどのようなGがかかっているのかを表示する
ターボ車なのでブースト計もデジタルで表示される
燃費もチェックできる。これらの表示はすべてステアリングのスイッチで切り替えられる
シフトはスコスコ入って気持ちがいい! 6速MTなのもポイント高い
USBポートは標準装備。さっそくApple CarPlayを試してみた
まだ対応するアプリが少ないため、できることも少ないのが玉にキズ
マイクはクルマに装備されているものを使う。しかし、なかなかSiriの認識が悪くて、現段階では使いものにならなかった(誤認識が多い)。将来性に期待
誰かに電話をかけるくらいはできた。滑舌が悪かったり、外の音が入ってきてしまうと、誤認識の確率が高くなるっぽい