このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

一年の〆と始めは徹底的にダラダラ過ごしたい

HuluとNetflixとAmazonプライム・ビデオを2万円前後の超激安PCでむさぼる年末年始

2015年12月11日 17時30分更新

文● ジサトライッペイ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

動画ストリーミング中のCPUの使用率と温度を計測

Hulu使用中のCPU使用率。

 Hulu視聴中のCPU使用率は40~60%で、CPU温度は56~63℃。画質は設定でHD画質に固定しましたが、終始画質が乱れることはなく、快適に楽しめました。タスクマネージャーを見ると、CPUの1スレッドに負荷が寄っています。視聴中にブラウザーで調べものをすると、CPU使用率は瞬間的に80~90%まで伸びてほかのスレッドも含めて全体的に負荷が上がりましたが、このぐらいの作業なら動画を視聴しながら並行して作業できそうです。

Netflix視聴中のCPU使用率。

 Netflixでも傾向はHuluと同様で、多少揺れはするものの40~60%程度。CPU温度は58~60℃で安定していました。画質設定は“高”で固定してましたが、映像が乱れることなく最後まで視聴できました。処理はやはり1スレッドに負荷が寄る傾向です。ブラウザーでウェブサイトにアクセスしたときに瞬間的にCPU使用率が80%ぐらいまで伸びましたが、視聴中は前述のCPU使用率で安定しておりました。CPU温度も56~63℃の範囲内で推移。

Amazon プライム・ビデオ視聴中のCPU使用率。

 最後にAmazon プライム・ビデオ視聴中のCPU使用率ですが、こちらもHuluやNetflixと同様で、40~60%ぐらいで収まりました。画質も最後まできれいなままでした。CPU温度も56~63℃とほかのサービスと同程度。

まとめ:スティックPCでも動画ストリーミングをHD画質で快適に楽しめる

 自宅で試した限り、いずれのテストもWindows 10の標準ウェブブラウザー「Microsoft Edge」で試しましたが、Intel Compute Stickの動作は常に安定しており、2万円前後の超低価格PCだからといってストリーミングの質が落ちるということはありませんでした。しかし、2.4GHz帯の無線LANが混んでいる昼間の編集部で試すと、どのサービスでも画質設定を自動にすると瞬間的に画質が落ちるシーンがありました。スティックPCはボディーが小型なので無線LANの電波を拾うアンテナが小さいためだと思われます。とはいえ、編集部には常におびただしい量のPCがあり、同じような環境はそうそうないとは思いますのでご安心を。それでも心配な方はなるべく無線LANルーターの近くで使うことをオススメします。

 動画ストリーミングサービスは3つ加入しても年間3万4776円、Intel Compute Stickは2万円と計算しても合計5万4776円です。タッチパッド付きのワイヤレスキーボードを入れても約6万円前後。月で割ると、月額5000円でいつでも大画面で映画にアニメ、バラエティー、ドラマなどの豊富な暇つぶしコンテンツが楽しめるって寸法です。しかも、動画ストリーミングサービスは飽きたらすぐ退会すればOKです。年末年始の暇つぶしに動画ストリーミングサービスはオススメですよん。

■関連サイト
Hulu
Netflix
Amazonプライム・ビデオ
Intel Compute Stick
TVときどきPC

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン