10万円以下から、爆速SSD+Core i7+GTX 950Mの全部盛りも

毎秒2200MBの高速SSD搭載 「NEXTGEAR-NOTE i5310」

文●鈴木誠史/ASCII

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従来モデルから継承した“直線を多用したソリッドなデザイン”

重みを感じさせないシャープなデザイン

 NEXTGEAR-NOTE i5310の本体サイズは幅374×奥行249.5×高さ32.8mm(折りたたみ時)で、重量は2.5kgだ。手に持ってみるとずっしりとした重みを感じるものの、天板やパームレスト部分などがシャープなデザインとなっているおかげか本体にゴツさはなく、スタイリッシュな外観となっている。

 ディスプレーは15.6型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。非光沢タイプのため映り込みが少なく、明るい屋外などでも細かい文字を確認できた。光沢タイプに比べて目が疲れにくいというメリットもある。

フルサイズのアイソレーションキーボード。クリックボタンは左右独立型だ

 キーボードはテンキー付き。キーピッチ約19mm、キーストローク約1.5mmで充分打ちやすく、打鍵音は静か。カチャカチャと耳障りな高音が鳴りにくいキーボードだと感じた。唯一気になったのは、バックライトを搭載していない点。「照明を落とした部屋でゲームに集中したい!」といったとき、キーボード操作に慣れるまでは多少困りそうだ。

 インターフェースは、USB 3.0端子×3、USB 2.0端子、VGA端子、HDMI端子、有線LAN端子、マルチカードリーダーなど。ゲーミングノートとして最低限必要な端子をしっかりと備えている。

本体正面から左右のステレオスピーカーが見える。インジケーター下にはSDメモリーカードスロットがある

本体背面。厚さは32.8mm

右側面にはマイク入力、ヘッドフォン出力、USB 2.0端子、USB 3.0端子、光学式ドライブを配置

左側面に電源コネクター、VGA端子、有線LAN端子、USB 3.0端子×2、HDMI端子がある。HDMI端子はUSB端子2つに挟まれている

DVDスーパーマルチドライブを搭載。Blu-ray Discドライブへの変更も可能だ

底面スピーカー+音響ソフトで迫力あるサウンドに

 NEXTGEAR-NOTE i5310はサウンド面にも工夫が見られる。まず、本体底面(パームレスト部分の下あたり)にあるステレオスピーカー。高音域だけがシャカシャカ響くことがなく、中~低音域までバランスよく聴こえる。

スピーカーを底面左右に設置(画像は左手側)

「Sound Blaster Cinema 2」。ミュージック/ムービー/ゲームなどそれぞれ最適な設定を用意する

 本来ノート用のスピーカーは外付けスピーカーほどのパワフルさはないが、それを補うソフトの力にも注目。プリインストールされている「Sound Blaster Cinema 2」だ。バーチャルサラウンドや低音を補完する機能などがあり、広がりのあるサウンドが楽しめる。音楽や映画を鑑賞しながらSound Blaster Cinema 2をオン・オフしてみたが、オフ状態だとイマイチ音の迫力に欠ける。標準でオン状態になっているので、これを使わないのはもったいない。


(次ページ、「実測値でリード毎秒2208MB出た!」)