512GBモデル、256GBモデルとも
公称を上回る速度を記録
では、ベンチマークテストの結果を紹介していこう。テスト環境は下の表にまとめたとおりで、比較用としてSATA SSDの「Samsung SSD 850 PRO」の512GBモデルも用意して、同じテストを行なった。
また、950 PROはWindows 10の標準NVMeドライバーでも動作するが、最大限の性能を引き出せるように、Samsungが950 PRO用として配布しているNVMeドライバーを導入した状態でテストを行なっている。
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | Intel「Core i7-6700K」 |
| マザーボード | GIGABYTE「GA-Z170X-Gaming 5」 |
| メモリー | DDR4-2133 8GB×2 |
| システムストレージ | Samsung SSD 840 240GB |
| OS | Windows 10 Pro 64bit |
CrystalDiskMark 5.0.2
結果を見ると、シーケンシャル速度は、512GBがリード2600MB/Sec、ライト1538MB/Sec、256GBがリード2303MB/Sec、ライト976.9MB/Secと、双方とも公称値を上回るスコアーが記録された。
それも、256GBモデルのシーケンシャルライトこそ1000MB/Secに届かなかったが、それ以外はすべて1000MB/Secを大きく上回る速度で、これまでのSATA SSDとは次元の違う速度を実現していることがよくわかる。
SATA SSDハイエンドモデルの850 PROとの比較でも圧倒的なスコアー差となっており、950 PROの高速さがはっきり数字に表れている。
それに対し、ランダムアクセス速度は850 PROを上回るスコアーは記録されたが、シーケンシャル速度のように圧倒するスコアーではなかった。
ただ、850 PROと950 PROのランダムアクセス性能は、公称値で見てもそれほど大きな向上とはなっておらず、ほぼ性能通りの結果が得られていると言っていい。とはいえ、クライアントPCであれば十分すぎる性能で、この点に不満を感じることはない。
ATTO Disk Benchmark v2.47
次に、ATTO Disk Benchmarkの結果だ。データサイズが大きくなるにつれて速度が高まっていくという点はSATA SSDの850 PROと同様だが、細かく数字を見ると、256GBモデル、512GBモデルとも、0.5KBからすでに850 PROを上回る速度を発揮。
そして、リードは32KBから、ライトは16KBからほぼ最高速に達していることがわかる。最高速のスコアーは、CrystalDiskMarkの結果とほぼ同等。こちらの結果からも、950 PROの高速さが確認できる。
AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088
AS SSD Benchmarkの結果は、CrystalDiskMarkやATTO Disk Benchmarkの結果と比べると、ややスコアーが低くなっている部分もあるが、850 PROの結果を大幅に上回っている点は同様。
また、実アプリでのファイル操作を想定したテストであるCopy Benchmarkの結果を見ると、こちらも850 PROの結果を大きく凌駕している。これを見る限りでは、実アプリ利用時の快適度も向上するように思われる。
Compression Benchmarkの結果は、リード、ライトともほぼ変化のない速度となっており、データ圧縮効率による速度差はないと考えていい。
AS SSD Benchmark
AS SSD Benchmark Copy Benchmark
AS SSD Benchmark Compression Benchmark
(→次ページヘ続く 「コントローラーの温度に注意」)
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