このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

Apple Geeks 第169回

ツボを押さえた進化!! OS X El Capitanの『メモ』が便利!

2015年11月13日 11時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobu)、編集●ハイサイ比嘉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

知っておきたい「メモ」の便利ワザ

チェックリストはコピー&ペーストでも使える!

 多くのユーザーにとって、使いたくなる機能のベストワンは「チェックリスト」ではないだろうか。特にイベントに備えて買い物するときなど、リマインダーを使うとかえって不便な状況(多数のチェック項目がある行動には適さない)では気軽に使える。用事が済めば1回の操作で削除できる点もうれしい。

 再利用にも対応している。コピーしようと範囲指定すると、チェック項目部分が選択できないためコピーできないのかと思ってしまうが、実はしっかり範囲に含まれている。適当なテキストエディタへペーストすると、チェックした部分は「[x]」、ノーチェックの部分は「[ ]」となっているはずだ。メールやメッセージなどのアプリケーションでも安心して利用してほしい。

メモで作成したチェックリストを他のテキストエディタにコピー&ペーストしたところ。きちんとチェック処理されているところがうれしい

iTunes Storeの曲からアートワークを取り出す

 新しい「メモ」は、Safariから共有機能を利用してメモに書き出すと、そのとき表示しているWebサイトのメタデータをあわせて転送する。URLはもちろんのこと、サイトの紹介文やfaviconなども含まれるため、単なるハイパーリンク以上の情報が得られる。

 iTunes StoreやApple Musicで共有機能を利用すると、iTunes StoreのURL(ドメインは「itun.es」)とともに、アーティスト名や曲名、そのサムネイルがあわせて保存される。iCloudにサインインしていれば、同期完了とともにライブラリフォルダの奥深くへコピーされるはずだ。

iTunesから共有機能で書き出した曲/アルバム情報には、アートワークが含まれている

 この仕組みを応用すると、アルバムアートワークを効率的に入手できる。iOSデバイスやiTunesを利用して目的の曲/アルバムをメモに書き出してから、Terminalで以下のコマンドラインを実行してみよう。現れたFinderウインドウでPNG画像を検索、その範囲を「group.com.apple.notes」に指定すると、大量の画像がヒットするはずだ。


$ cd ~/Library/Group\ Containers/group.com.apple.notes
$ open .

 その中に、メモへ書き出した曲/アルバムのアートワークが含まれている。サイズは192×192ピクセルと384×384ピクセルの2種類、iTunes以外のプレイヤーソフトで曲管理をしている場合、手動設定するアートワークとして重宝することだろう。

Finderでアートワークを探し出したところ。192×192ピクセルと384×384ピクセルの2サイズがある

フライト情報をチェック

 「メモ」は特定の文字列を検出すると、ある種のトリガーが現れる。文字列にマウスオーバーすると右横に「∨」ボタンが現れ、それをクリックすると対応するコンテンツをQuick Lookできるのだ。日付は「カレンダー」のイベント、電話番号は「連絡先」への新規登録/既存項目の追加、住所は「マップ」でのプレビューといった具合だ。

 El Capitanでは、この機能をフライト情報のチェックに利用できる。「JAL329」などと旅客機の便名を記述すると、出発地から目的地への空路を示した地図や空港名、発着の時刻といった情報をQuick Lookできるのだ。

 便名の表記方法にはバリエーションがあり、たとえばJAL 317便であれば「JAL 317」か「JL 317」、または「JAL #317」か「JL #317」と表記してもかまわない。ただし、すべての航空会社に対応しているわけではないようで、国内線の場合JALかANA(航空会社コードは「NH」)は表示できるが、スカイマークエアライン(BC)やエアドゥ(HD)には反応しない。

出張前など、思い立ったときすぐにフライト情報を確認できる


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中