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「1年間で会議に使う時間は18日」、生産性アップのカギはウェブ会議?

jabra、NFC対応中規模テレビ会議用スピーカーフォン「Jabra SPEAK 810」

2015年11月05日 20時50分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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GNネットコムジャパン 代表取締役社長 安藤 靖氏

 GNネットコムジャパンは11月5日、ウェブ会議用スピーカーフォン「Jabra SPEAK 810」を発表した。「Microsoft Office Communicator/Lync」の最適化認定モデル(MS)とユニファイドコミュニケーション対応モデル(UC)の2種類をラインアップする。価格はいずれも9万7200円で、11月6日に発売。

「Jabra SPEAK 810」

3.5mm端子とUSBケーブルを本体に内蔵する。スマホやタブレットの充電が可能なUSBポートを搭載するほか、ケンジントンロックにも対応

 SPEAK 810は広い会議室に対応したスピーカーフォン。最大100平方メートルの部屋でおこなわれる15人程度の会議でも、クリアな音声で会議ができるという。

 独自の技術「ZoomTalk」を採用し、6個のマイクが発言者の声の方向を判断し、自動的に発言者の方に収音を集中させる。大人数の会議でも発言者の声をはっきりと収音し、効率的な会議進行をサポートするという。

 同社はビジネスの生産性を上げるキーワードとして「Concentration」「Collaboration」を挙げ、2014年にConcentration(集中)に着目した製品としてノイズキャンセル機能付きヘッドセットを発売。続く本製品ではCollaboration(対話)に注目し、ウェブ会議の機器の設定やトラブルなどで無駄にする時間を短縮するために、USB、Bluetooth、3.5mm端子と簡単なインターフェースを採用した。NFCによるワンタッチ接続にも対応する。

 小会議室向けのスピーカーフォン「SPEAK 510/410」が約4万台を売り上げたことから、今回中~大会議室向けの本製品を日本でも展開することになった。GNネットコムジャパン 代表取締役社長 安藤 靖氏は、「1年間に会議に参加する時間は18日といわれている。多くのビジネスパーソンは会議は重要だと認識している」と話した。中~大会議室向けのスピーカーフォンは10万円を超える製品が多いが、9万円台という価格も本製品の強みだという。

 サイズは約幅360×奥行き185×高さ34mm。対応OSはWindows 7以降、Ma OS X 10.8以降。ACアダプタープラグを同梱する。

Skype for Businessを使用した通話デモ。5メートル離れた人の声もはっきりと聞こえる

2014年にConcentration(集中)に着目した製品としてノイズキャンセル機能付きヘッドセットを発売。続く本製品ではCollaboration(対話)に注目

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