高感度の特性はバツグン!
撮影サンプルで見るRX100 M4の画質
レンズチェック(広角側)
極四隅で収差が出ているが、全体的に絞り開放からシャープネスが高く解像感も高い。絞っていっても最小絞りのF11まで行くと若干解像感が低下するが、それでも十分な描写力を持っている。
レンズチェック(望遠側)
望遠側も広角側と同様の傾向だ。絞り開放からシャープネス、解像感ともに高い。F5.6くらいまで絞るといい感じだが、それ以上だと解像感がわずかに低下していく。それでも絞っても使える良好なレンズと言える。
感度別撮影サンプル
ノイズはISO 800くらいから出はじめているがあまり目立たない。ISO 6400を超えると目立ってくるが、ディテールの再現性はいい。
ISO 400くらいからシャープネスに若干影響が出はじめ、ISO 1600あたりからさらに影響が大きくなっているが、全体的に良好な画質といえる。センサーサイズが1型とは思えないくらい高感度での特性はいい。
写真も動画も本格的に撮れる!
4K動画を記録するにはClass10以上のSDXCメモリーカードが必要で、最大5分までしか記録できない。とはいえ、コンパクトで気軽に4K記録が可能な点は評価したい。
また、動画撮影時にはピクチャープロファイルの適用やS-Log2ガンマを使用できたり、タイムコードに対応しているなど、ほとんど業務用カメラと同等の使い方が可能だ。
静止画でも十分な撮影機能を持ちつつ、動画までも対応できる見た目にそぐわないハイエンドユースにも対応できるコンパクト機だ。
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