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10万円以内で作るGeForce GTX 950搭載の万能自作PC

2015年11月24日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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話題のミドル級ゲームを快適に遊べる

 最も予算を投入した「GeForce GTX 950」搭載のGIGABYTE「GV-N950XTREME-2GD」。そのパフォーマンスを、チョイスした構成を使ってチェックしよう。なお、計測時のOSにはWindows 10を使用している。

 まずは今回チョイスした第6世代Core i5の内蔵GPUとなる「Intel HD Graphics 530」と比べると、「3DMark」の「Fire Strike」テストにおいて、グラフィックススコアーに7倍近い差が付いた。

「Intel HD Graphics 530」(左)と「GV-N950XTREME-2GD」(右)の「Fire Strike」。圧倒的な差が付いている

 ここからは注目ゲームのパフォーマンスだ。普段ゲームを行なわない人にもオススメできるオンライン海戦を手軽に楽しめる「World of Warships」や、定番MMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」などで計測を行なった。

砲撃や魚雷を敵艦に命中させるにはコツが必要だが、気軽に海戦を楽しめる「World of Warships」。1日1戦遊ぶのもアリ

 定番MMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンズドグマ」の公式ベンチマークを使って、「GV-N950XTREME-2GD」のパフォーマンスを計測すると、ともにスコアーはフルHDの最高品質でも、快適に遊べるレベルに達していた。

ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド (単位:スコアー) better→

ドラゴンズドクマ オンライン (単位:スコアー) better→

 次はリアルな描画の艦船を眺めるだけでも十分楽しいオンライン海戦ゲームの「World of Warships」だ。計測は「Fraps」を使用して、対CPU戦の60秒間のフレームレートを見ている。グラフィックス品質はプリセットの“最高”に設定している。

World of Warships (単位:fps) better→

 速力が遅く、方向転換にも時間が必要な艦船での戦闘なので30fpsを超えていれば十分快適な「World of Warships」だが、「GeForce GTX 950」を搭載した「GV-N950XTREME-2GD」では、平均72.1fpsになっている。写真編集やビジネスワークなどの作業性が向上するWQHDや4K液晶と組み合わせた場合でも遊べるだろう。

話題&最新ゲームも快適にプレイできる

 予算を多めに配分した「GeForce GTX 950」採用の「GV-N950XTREME-2GD」搭載マシン。10万円以内に収まりつつ、話題のゲームを遊べるパフォーマンスを備えているのが、わかっただろう。

 ちなみにちょうどいいタイミングで、スター・ウォーズファンなら是非ともプレイしてもらいエレクトロニック・アーツ「Star Wars バトルフロント」のオープンベーターテストが実施されていたので、最高品質の描画設定、フルHDの解像度でプレイしてみた。

映画さながらの描画で、スター・ウォーズの世界を楽しめる「Star Wars バトルフロント」は、11月19日に発売予定だ

 シーンによってはフレームレートが30fps台まで落ちたが、おおむね40~50fpsを維持。カクツクことなくプレイできた。あくまでもオープンベータなので、11月19日に発売予定の製品版では多少変わってくるだろうが、描画をワンランク落とすなどで常時60fpsを狙えそうだ。

 映画スター・ウォーズシリーズの最新エピソード「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で登場する惑星ジャクーを舞台にしたダウンロードコンテンツ「Battle of Jakku」も無料配信予定なので、このマシンで、PCゲームをはじめるのもいいだろう。

→次のページヘ続く (安定性や信頼性に定評あるパーツをチョイス

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